パレット8枚を並べて作ったステージも、板の劣化が目立つようになり、踏み割れた個所が出てきた。何とか板材がそろったので改修をする。日差しはあったものの、風の強い一日で周囲の梢は音を立てているが、人の気配は小生だけだった。
パレットを外し丸太の骨組みを露出させる。板の長さは、この長さに合うのだが、それでは荷重を支えられない。桁材が必要だけれど、必要な本数に足りない。結局は、サイズの異なる部材を組み合し張り終えた。
いつものことだけれど、計画性の無い「成り行き任せ」の作業だったが、終わりが良ければそれでいいのだ。作業の片づけをしていたら幼児を先頭に両親と祖父母らしい一行が来た。おちびちゃんのグループに参加しているようで勝手が良い。おおかた、遊びの場所を夫や両親に見せたかったのだろう。
二歳になったかどうかの児は、ずんずんと進みステージに上がる。板の上で飛び跳ねたり、木の周りを回ったりしている。祖父母は「木の香りって良いわねえ」なんて言う声が聞こえてきたが、小生、作業中に香りは感じなかったけれど、寒くて終わりは微笑ましい日だった。