トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**西方焦土「古典編」

2014-08-01 | 温故痴新

 人の恕の心は闇にあらねども血思ふ道に惑いぬるかな    流浪民

         人の親の心は闇にあらねども子を思ふ道に惑ひぬるかな       藤原兼輔

 忍ぶれど荒れ地に出でしわが穴は物を運ぶと鬼は知るなり  生命戦

         忍ぶれど色に出でけりわが恋は物や思ふと人の問うまで        平兼盛

 暗きより暗き道にぞ入りぬべきはるかに照らせガザの端の月 和平式部

         暗きより暗き道にぞ入りぬべきはるかに照らせ山の端の月       和泉式部

 ガザの地の別るる道の悲しきにいかまほしきは命なりけり   骨壺

         かぎりとて別るる道の悲しきにいかまほしきは命なりけり         桐壷

 この世をばわが世とぞ思ふガザの地を消せる事さえありと思へば 絶滅収容所所長

         この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば     藤原道長

 国盗りが弱きに仇を理不尽に盗人満腹双方報復          トロル叔父


今日のトンボ「休戦中」

2014-08-01 | 小父のお隣さん

Photo_5  何時見に行っても空中戦ばかりしているシオカラトンボ♂がそろって休んでいた。泥地に刺さったカンガレイの先端で至近距離である。

 しばらく見ていたら二頭とも急上昇して餌を追ったのだったが、先に戻った一頭が先端部やや下部に止まったら、二頭目は止まりたくても躊躇しつつ、結局は諦めたのである。

 トンボでも休息時のプライベートゾーンがあるようで笑ってしまった。詠嘆の笑いでもある。