トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

心頭滅却せず

2014-08-12 | 小人閑居して憮然

Photo_2  降ったり止んだりの空模様で作業もままならず、刈り払いの必要度を確かめにフイールドを見回った。

 気温は連日真夏日で熱帯夜、とは言え夜間の気温28℃程度なら涼しく感じる。少年の頃の夏休みに「暑い!」と寒暖計を見て「28℃」だったのを今でも記憶しているが、それはどうでも良い。

 今年ようやく結実した「四つ溝柿」の主要な枝がむしり取られているのを発見した。5本中4本が被害に遭っている。全てが幹の樹皮と共に裂けたように見える。

 猪が足をかけたか喰らいついて引き裂いたかのどちらかだろう。植栽直後は掘り抜かれるし、渋柿とは言え結実したらこうである。これでは真夏日も猛暑日も大したことは無く、腸から煮えくり返る。無駄な怒りだとは重々承知しているが得心は難しい。

    裂かれたる枝を見下ろしふつふつと猪への怒り四肢にみなぎる