本日も越境施工だ。堤の構築と陥没面の盛り土作業の了解を得ている。必要な土が周辺にないから、いきおい箱庭と同じく作業面内だけでやりくりせねばならない。結果的に今まで掘り上げた土の山を崩し用土とせざるを得なく、この事が池の面積を拡張する事につながる。
畑の中へなら客土だが、ここでは利用されずにいる土を堤に転用するから「客土」でなく「活土」と言えよう。
土は一輪車で数十メートル運び堤を形成する。一輪車一杯分は運んでみると僅かな量で指折り数えると眩暈がするが、良くしたもので一車また一車と運び続けると山は低くなるし堤は高く長く伸びてくる。
掘り取り初め ➡
掘り取り中 活土先