トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のとんぼ「アサヒナカワトンボか?」

2019-04-16 | 小父のお隣さん
 いつも通りに名前が判断できない小生である。カワトンボ種に間違いないと思うのだが「アサヒナカワトンボか?」と言う程度の判断力だ。それでも今日はこの種の個体数が片手の指の数は出てきた。
 狙いはダビドサナエで、わざわざ集落の土手を歩いてみたのだが空振りだった。昨年は見る事が出来なかったので今季出始めにはお目にかかりたい。
 拠点に上がる斜面の樹木を植樹した当時は見かける事もあったけれど背丈を超える高さに育ってしまう頃からととんと訪れ無くなった。環境が合わなくなったのだろう。それ以後に見るのは水源地の河床だけだ。

 今日のカワトンボ、最初の個体の翅の付け根に白い縫い取り模様が見えて気になって仕方が無かった。他の個体には明確な白いギザギザ模様が無かったから、さてなんだったか・・・。それはともかくアサヒナカワトンボだとしたら今季初見で初撮影だ。

        翅付け根の白い模様      別個体は不明瞭

蜂満神社を再建

2019-04-16 | 今日は真面目に
 最初に建立した蜂満神社は10年ほど役割を果たしてくれたものの昨季には支柱が腐食して倒壊してしまった。昨季の小生はよんどころない事情が多く手が回らず再建出来なかったのだが今回、気合を入れて新築再建した。

 旧社は梁材に穴を多数明けて使用したけれど、今回は大きな材が無い。それで指が入る程度の竹稈を使用し高密度集合住宅風の蜂満神社が完成した。全てが廃材利用なので支柱も短め社の板も腐植気味の頼りない材が入っている。そのため残っていたペンキを塗り耐用年数を長くしようと思ったものの、いざ設置してみると予想より上部が重い。
 ましてや社の床板は劣化がベニヤ材なので重みに負けてグラグラする。これでは耐久性は望むべきもなく補強が必要になってきた。

 「もったいない」「新品で無くて構わない」と言えども、度が過ぎると結局は水泡に帰してしまう。この性向は生まれも育ちも影響しているのだろうと自分なりは思っているし今更変更が出来ない性分でもある。

 朽ちた神社       社の部分      強度不足で支えを入れた

 本体の巣穴をドリル穿孔から竹筒に変えたのはS先生のアドバイスでもある。蜂満神社の構想を練った時。竹筒を使う試みをしたものの節の出っ張りが集積を邪魔し削る手間が難儀で梁材にした過去がある。
 今回、竹筒を使ったのはアズマネザサの稈だと節の突起を考慮しなくても良かったからで、内径の大きい稈はマダケを使ったが、この場合の突起はサンダーで削った。これは鉋より楽で早い。
 多様な内径稈を揃えた事で種類の異なる蜂が訪れる期待があるし巣層に出入りする蜂を至近で見るのは農作業に励む郷里の記憶と重なり満たされるものがあって、オオスズメバチを至近で眺めての「装甲昆虫ガンダムかい!」とワクワクするのとは別物で、やはり「変なお爺さん」なのだろう。