3年飼育の個体もあったのに小生の肝が据わらない性格の故、数多あるピンキリ情報の中から「荒木田土を入れると微生物の発生が促進され二枚貝の環境を良くする」なんて事と「二枚貝は酸素要求度が高い」に注目してしまった結果、飼育池に荒木田土を入れウオータークリーナーでの循環濾過酸素供給を廃し浄化槽用の曝気ポンプでエアレーション式に変更したのが今期の産卵期前だった。
それで稚魚を得る事が出来なかった環境改善に大きく弾みがつくと期待したのだったが、弾みがついたのは産卵用母貝の大量死というとんでもない事態を発生させたのだ。自分では「環境改善をなした」との認識だったので荒木田土を投入した結果の濁りも不審に思ったものの「種水で澄むだろう」と泥水池から種水を運び、あらぬことか「泥水地の泥土なら水を澄ます微生物の種土になる」とばかり更に泥土を加えてしまったのだ。あとから分析すれば「しまった!」の連発で、誠に締まらない行動であった事よ・・・。
さらに拙かったのがウオータークリーナーを廃し水流を失くしたことで、これが貝の採餌に影響はしたはずである。エアーレーションでも上下の循環はなされるが部分的でウオータークリーナーほどの撹拌性は無い。
それでも今期は3匹の稚魚を得られ、すでに親魚の群れに合流させる事が適った。暗黒の中の光明とでも言えるであろう。二枚貝の連続大量死の原因は「濁りによるのだ」と確信した時には既に時遅くドブ貝1個体を残すだけになってしまった。このドブ貝の入手年はマーキングが消えて不明なので令和1年からの飼育個体としてのカウントでいく。濁りの発生元は同居させていたドジョウに違いないのだがドジョウに罪はない。
その「濁り」の解消は盛夏に池の泥洗いで解消させ、さらにウオータークリーナーをも復活させ曝気と循環濾過の環境にした。結果的に水が澄み過ぎているきらいはあるものの、水底でのドジョウの様子も一目瞭然で、濁りがあった時より楽しみは増えた。しかしながら潜れる泥土が無くなったドジョウにはストレスの高じる環境になっただろう。
来季の産卵に備えドブ貝1個では心もとないので新たにマツカサガイを10枚購入したのだが注文も納品書も「10枚」なのに送られてきた個数は写真の14枚だった。何か販売者の心意気と言うか好意を感じないわけにはいかない。こういう気遣いが出来る業者もいるのだと改めて思った次第だ。
購入する事自体は産卵期直前でも可能なのだが、「越冬前から飼育することで池の環境に馴染んでくれるだろう」という思惑があるからで、さっそく池に投入した。一夜明けての水底では潜った個体も移動しただけの個体もあるが、今のところ大丈夫そうだ。しっかり給餌しながら来季に備えよう。
それで稚魚を得る事が出来なかった環境改善に大きく弾みがつくと期待したのだったが、弾みがついたのは産卵用母貝の大量死というとんでもない事態を発生させたのだ。自分では「環境改善をなした」との認識だったので荒木田土を投入した結果の濁りも不審に思ったものの「種水で澄むだろう」と泥水池から種水を運び、あらぬことか「泥水地の泥土なら水を澄ます微生物の種土になる」とばかり更に泥土を加えてしまったのだ。あとから分析すれば「しまった!」の連発で、誠に締まらない行動であった事よ・・・。
さらに拙かったのがウオータークリーナーを廃し水流を失くしたことで、これが貝の採餌に影響はしたはずである。エアーレーションでも上下の循環はなされるが部分的でウオータークリーナーほどの撹拌性は無い。
それでも今期は3匹の稚魚を得られ、すでに親魚の群れに合流させる事が適った。暗黒の中の光明とでも言えるであろう。二枚貝の連続大量死の原因は「濁りによるのだ」と確信した時には既に時遅くドブ貝1個体を残すだけになってしまった。このドブ貝の入手年はマーキングが消えて不明なので令和1年からの飼育個体としてのカウントでいく。濁りの発生元は同居させていたドジョウに違いないのだがドジョウに罪はない。
その「濁り」の解消は盛夏に池の泥洗いで解消させ、さらにウオータークリーナーをも復活させ曝気と循環濾過の環境にした。結果的に水が澄み過ぎているきらいはあるものの、水底でのドジョウの様子も一目瞭然で、濁りがあった時より楽しみは増えた。しかしながら潜れる泥土が無くなったドジョウにはストレスの高じる環境になっただろう。
来季の産卵に備えドブ貝1個では心もとないので新たにマツカサガイを10枚購入したのだが注文も納品書も「10枚」なのに送られてきた個数は写真の14枚だった。何か販売者の心意気と言うか好意を感じないわけにはいかない。こういう気遣いが出来る業者もいるのだと改めて思った次第だ。
購入する事自体は産卵期直前でも可能なのだが、「越冬前から飼育することで池の環境に馴染んでくれるだろう」という思惑があるからで、さっそく池に投入した。一夜明けての水底では潜った個体も移動しただけの個体もあるが、今のところ大丈夫そうだ。しっかり給餌しながら来季に備えよう。