トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「共食いは珍しくは無い」

2020-09-23 | 今日は真面目に
 泥浚い中、飛翔してきたシオカラトンボが捕獲してきたのはトンボだった。当然、どこかに落ち着いて食事するだろうと目で追っていたらジュズダマに降りた。
 抜き足差し足忍び足しつつ動きもスローモーション風にクイックになりがちな「よろけ」に注意しつつ接近し撮影出来た。しかし、我がデジカメは合焦速度が遅く「ジコジコ」言いつつボケを繰り返すのだった。「このボケー!」気持ちは焦るし記憶に焼き付けてもアップは出来ないし、この千歳一遇の機会にデジカメという道具にはホント、イライラさせられるものの、それでは血圧も上がるし免疫系も弱まるし、結果は「自分を喰っちゃう」ボケ進行では哀れだから押さえよう。そこで吸って吐ーいて吸って吐ーいて呼吸法、呼吸法、お静かに穏やかに…だ。

 捕食シーンはシーズンに何回か出会うけれど撮影できる機会は少ない。今回は食べられる側が同じトンボなので余計に撮りたかった。トンボだけでなくカマキリなどもそうだったけれど、概ね頭部から齧るのは共通している習性なのか、そこには捕食者の合理的行動として成り立っているに過ぎないからなのか、小生に分かるはずも無し・・・。

             

*晩夏、晩蚊、バン蚊、バー蚊!

2020-09-23 | 小人閑居して憮然
                  眠気消ゆ たった一匹 寝もやらず

                  済ます耳 翅音に覚める 長き夜

                  パンパンと 撃って仕損じ 脈速し

                  手も足も 包めどハゲは また痒い

                  丑三つや カベ天井と 起き探す

                  疲老体 深夜に起こす くそったれ

                  堪らんわ 足底吸われて 座位で月

                  かゆ痒い スキンヘッドや 月清明

                  陰に消ゆ 痒き悔しき 討ち損じ

                  太き蚊に 報い一発 彼岸花

                  お彼岸や 彼岸に送り 悲願なる 

                  安眠や 彼岸は避けて おはようさん