トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「撮ったどー!テネラル」

2021-04-06 | 小父のお隣さん
 5日、飛翔する姿を確認したが撮影できなかった。画像が無ければ見ていないにも同じで、作業に手間がかかり昼時になったけれどY川土手へ脚を延ばした。先ずは下り方向へ渡れる場所まで土手を歩き左岸に渡ってからレンゲの田んぼ沿いに上る。
 歩いていると三面張りの法面から飛び立ってミントの繁ってきた草地に降りたのだ。飛び方と言い翅のキラキラ見える様と言い、昨日見かけた個体とは全く異なる個体と言って良いだろう。

 デジカメの具合が悪くて新旧2台を携行したものの新しい方は鏡胴の動作不良で撮影不可で、古い方は撮影出来たけれど撮影モードが近接撮影に変更できない上にピントがどうしても会わなかった。それでも1枚は撮影出来たものの自宅でPCに接続しても画像の表示が出来なかった。
 それはともかくとしてアップした写真はガラケーで撮影しておいたたった1枚で、ガラケーもPCと接続しても表示不可能になっており、メール添付で送った手間暇かけた1枚なのだ。この一枚を撮影する前にバカチョンカメラ2台をとっかえひっかえしていたので全く馬鹿げた初撮影となった。まあ、ある意味では大変貴重な1枚に違いない。

 さてトンボの種類だがテネラルなので成熟体の姿を呈していない。それでも胸部側面に縞模様が見えるから判断は楽かと図鑑対象をしてみたのだが結果はシオヤトンボもダビドサナエも似たような文様だった。それでも腹部が細身だからダビドサナエに思えたのだがシオヤトンボの出現期が僅かに早い。結局、同定はいつも通り頓挫、カメラは頓痴機だし今期も大変な予感…。

        

移植するか盛り土が良いか・・・

2021-04-06 | 蝶の食草園
 食草園のヤマビワが元気が無く、一部の葉色も黄色くなって見える。S先生に尋ねたら「水位が高いからだろう」との診断だった。河原などを好むクララは衰退してしまったし山椒も枯れ、トンボ池周りの柑橘樹も生育不良なのだった。水位が高いのは承知していたものの当初は元気で成長していたから「大丈夫か」と安心してもいたのだ。
 この点についてS先生は「樹が育つに従い根への影響は大きくなるだろうから、早い時期に根回しを行い移植すれば大丈夫」との意見だった。小生も根回しし秋ごろに移植のプランを考えたものの、根回しで根の周囲を掘り込むと逆に水を呼びこむ心配もある。
 もともとが棚田で粘土質の耕土はごく浅い。その地表と第二トンボ池の水面とはほぼ同じ高さなので不健全な環境にあるのは間違いなく、水際から2m程度の距離では根回しを行って水溜りになってしまえば枯れるのは必至である。根回しせずに掘り上げ移植する手もあるものの、とりあえず今回は根元周囲に盛り土をして様子を見る事にした。と言うのもキジョランを絡ませてあってヤマビワよりキジョランを傷めたくないのだ。

 その結果、一輪車で山土を6杯ほど運んでヤマビワとオガタマノキなどキジョランを絡ませてある樹木に盛り土を行った。この後、牡蠣化石か卵の殻を施してキジョラン好みの土に近づけたい。この時点でヤマビワへの視点は欠落してしまった。

   ヤマビワとキジョランへの盛り土      オガタマノキとキジョランへの盛り土