泥水池放流部の浸食が目立ってきて、短時間降水量の増大傾向もあって排水しきれなかった水が越流し法面の浸食も目立ってきたから改修に着手した。放置しておけば落ち口の浸食と越流による堤の浸食で泥水地を失いかねない結果を生じるほどの重要部分なのである。
まずは落ち口の段差緩和と水路側面の強化が課題で、段差緩和は建築廃材の不法投棄された中から発泡コンクリートの板を取りだし落ち口水路の底にして浸食に耐えるよう施工した。側面は丸太の半割材を使用したが、もともとは水路の渡り丸太だった材である。おチビちゃん達が安全に渡れるように敷設した物だけれど利用する環境教育指導者側に「デリケートな環境を大切に使う」なんて配慮が無いのが癪に触り撤去し保全材として利用する事にしたのだ。
落ち口の浸食を防ぐ丸太の堰はそのままにし、丸太の下面にコンクリート板を押し込みうろこ状に二段重ねて流路とした。両横は丸太杭を列状に打ち込み護岸する。これで落差の大きかった部分の緩和と流路の側面の補強が終了した。残りの杭と半割丸太を使い泥水池最終段放流口へ水流が集中する部分の護岸をして完成した。丁寧な仕事ぶりでは無かったが応急的よりは上出来のランク、そんな出来栄えである。ともかく、これでしばらく、この部分の憂いはやってこないだろう。
改修前 ➡ 改修後 上部から
まずは落ち口の段差緩和と水路側面の強化が課題で、段差緩和は建築廃材の不法投棄された中から発泡コンクリートの板を取りだし落ち口水路の底にして浸食に耐えるよう施工した。側面は丸太の半割材を使用したが、もともとは水路の渡り丸太だった材である。おチビちゃん達が安全に渡れるように敷設した物だけれど利用する環境教育指導者側に「デリケートな環境を大切に使う」なんて配慮が無いのが癪に触り撤去し保全材として利用する事にしたのだ。
落ち口の浸食を防ぐ丸太の堰はそのままにし、丸太の下面にコンクリート板を押し込みうろこ状に二段重ねて流路とした。両横は丸太杭を列状に打ち込み護岸する。これで落差の大きかった部分の緩和と流路の側面の補強が終了した。残りの杭と半割丸太を使い泥水池最終段放流口へ水流が集中する部分の護岸をして完成した。丁寧な仕事ぶりでは無かったが応急的よりは上出来のランク、そんな出来栄えである。ともかく、これでしばらく、この部分の憂いはやってこないだろう。
改修前 ➡ 改修後 上部から