トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ジャコウアゲハ羽化そして交尾

2017-04-27 | 小父のお隣さん
 玄関基礎の蛹が黒化したから翌日にはと予想して4時に早起きのはずが、目覚めたのだがすっかり忘れて、新聞を取りに行ったついで6時に確認した時は、まだ蛹状態だった。経験的にこの時間以降の羽化は無かったので「明日」のつもりでいた。
 8時に家を出たのだが車のキーを忘れ取りに戻った時に羽化体に出会った。既に外殻を離れている。都合2時間の内に羽化した事になる。
 もう一体、シャッターケースで蛹になった個体も羽化していた。時間的にはこちらの方が遅れたようで、翅はまだシワクチャのままだった。蛹から出る瞬間では無いにしても、この状況は長い付き合いの中で初めての出来事である。

 いつもより早く正午に帰宅した時にもまだ位置を変えずに留まっていた。と言う事から推察するに、早朝には飛び立っていた今までのケースは日付が変わる頃に羽化していた事になる。
 真偽のほどは分からないにしても、シャッターケースの個体がいやに大きく見える。不思議に思って凝視したら交尾中だった。アゲハ類の交尾は初めて見た。

 色々と見せてもらったお礼でもないのだが50㎝程まで伸び上がったウマノスズクサに支柱を添えた。午後は軒下で「機関車トーマス」の部品を作っていたのだが、視野の外側に産卵していくジャコウアゲハが入ってくる。わが額ほどの庭は、さしずめジャコウアゲハのホームになったようで「じゃあこうするか…」がドンピシャだけど外壁には長年の空蝉ならぬ抜け殻が満艦飾である。
 まあ、これでは気味が悪くて勧誘にくるおばちゃん達が逃げる訳である。

  玄関基礎8時 ➡   12時頃

            シャッターケース8時 ➡   12時ごろ、既に交尾中

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