小堀がTKO勝ちで新王者 WBA世界ライト級戦(共同通信) - goo ニュース
「今日,タイトルマッチあるで」と言っても,
「知らんぞ」との答え.
「ドン・キングが日本に来とるんやで」と言っても,
「ふーん...」...
実に悔しい.
最近では日本人が世界タイトルマッチに出るというのに,全国放送が無いのが普通になってしまっている.
六車卓也が挑戦するかしないかのころだっただろうか.
そのころ,初めて世界戦がテレビで放映されない可能性が出てきて,業界がドタバタした末に,どこかの局だったかが助け船を出して,なんとか放送できたというのを記憶している.
そのころから兆しがあったが,ボクシング人気の衰退を感じる.
その後の円高は日本人ボクサーの大量世界ランク入りを実現させ,世界戦が増えたが結果が伴うものではなかった.
それ故に世界タイトルマッチのプレミアが無くなってしまい,結果としてTV局のボクシング離れが進んでしまったのではなかろうか.
六車卓也選手が世界挑戦って1987年か...昭和62年,竹下首相に巨人の優勝だっただろうか.
もう20年以上も前の話だ.
それにしても小堀選手は素晴らしい.
日本選手はどう考えてもドン・キング傘下ではないし,大きなプラン変更が必要だろう.
小堀選手は,初めてドン・キングにインパクトを与えた日本人になったと思う.
スポーツがプロモーターに依存する状態は良いとは言えないが,価値が正当に評価されていないマーケットや業界なら,大いに掻き回してもらいたい.
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