春の気配
2010-02-15 | 季節
山形県鶴岡市青龍寺□□
Nikon D200 TAMRON 17-50□□
暖かくなったと思ったら また寒が戻ったり、寒さに身を固くしていると ホッと暖かくなって汗ばんだり・・・、春はまさに三寒四温の言葉通り、少しずつしか近づいて来てはくれません。
極寒のロシアでは、日脚が延びて空の明るさが増す頃に、屋根の雪が水滴となって落ちる最初の一滴の雫を「光の春」と呼び、小さな春の萌しに喜びを感じるのだそうです。
寒さが厳しいところほど、春の微かな気配を敏感に感じとろうとするのかも知れませんね。
ところで、「気配(けはい)」は「気配(きくばり)」とも読めます。
繊細で微かな最初の春の気配は、それを感じとろうとする気配りをする人にだけ頬笑んでくれるのかも知れません。
ちなみに、「頬笑み(微笑み)」には、春先の「蕾が開く」という意味があるそうです。
もう2月も中。春はもうすぐ・・・。
そうそう、雪はまだたくさんあるんですが、真冬とは違う明るさがあります。
それは、久々に垣間見る青空だったり、冷たいんだけど微かに水の薫りのする風だったり、そして、流れる水の音だったり・・・。
そんな微かなものでも何か暖かさを感じさせてくれる気配が好きですね。
(^^)/
ひかりと たわむれ
風が ほころび
青空に ふれて
雪が ほころび
なんだか、楽しみな季節が始まりました。
何かが始まる気配、良いですよね。
特に春の気配は、厳しい季節がやっと終わるということと、生命が一斉に芽吹く予感がしてとても良いものです。
良い季節が始まりますね。
(^^)/
「光の春」が日々多くなってゆきますね。
お写真にも言葉にも、その気配を感じます。
そして、優しい気配りを感じます。
いつも、ほっとできる
猫ぶくさんの言葉を借りれば
「他人を包みこむ 陽だまりのような」感じです。
心がぽっかぽっかな気分です♪
雪はまだ多いのですが、少しずつ春の気配がしてきています。
3月になればそれが早まり、4月になると一気に春が押し寄せてきます。
東北は春が遅い分、梅や桜や桃や色々な草花が、一度に花を咲かせるんですよ。それはそれは見事です。
我慢したご褒美に自然がくれる贈り物ですね。
良い季節が近づいています。
(^^)/