雨の日に
2006-05-28 | 花
九州地方ではもう梅雨入りをした地方があるようです。
ここ東北 庄内地方では梅雨入りはまだですが、今日は雨でした。
昨日から強い東風が吹き、朝方急にまるでスコールのような猛烈な雨が降り、その後は風が止んで午後からは霧のような細かい雨が静かに降り続きました。
ヒヤリとした湿った風が梅雨の頃のようです。
ところで、梅雨は過ごしやすいとは言い難い時期ですが、嫌いかと言えば私はそうでもありません。
最近では梅雨の頃が楽しみになりました。
以前は梅雨はとても憂鬱で嫌な時期でしたが、写真を撮り始めてから気づきました、草花が瑞々しくとても生き生きしているということを。植物にとっては、たっぷりと命の水をもらえる待ちに待った季節なのかもしれません。そんな瑞々しい季節を感じながら写真を撮ることが楽しみになっています。
まあ、カメラが濡れないように心配したり、雨の日は暗いので手ぶれをおこさないようにするのが大変なんですけどね。(^^;)
人間にとってもこの時期にたくさん雨が降ってくれないと夏に水不足になり大変です。
写真は5月中旬の雨に日に撮影した庭に咲いた乙女椿の花です。
花が咲くのは、良い天気が続くから急に咲くのではなく、梅雨の恵みをもらって、夏の日差しを浴びて、そしてあの冬の厳しさを越えるから咲くのです。
「自然を愛するのは、晴れの日も、雷の日も、嵐の日も愛することだ。晴れの日しか愛せないのは自然を愛しているのではなく自分の都合を愛しているのだ。」
インディアンの言葉、です。
「 雨の日には・・・ 」相田みつお
僕も梅雨の時期、とりわけ雨の時期は、好きではありません。
鳥海山も見えないし、何より濡れてしまいますから・・・。
しかし、今回の伊藤さんの文章を見、僕の人生観も変わりそうです!
確かに、雨は植物にとって恵みの雨。
植物達は、生き生きしています。
晴、曇、雨、風、雪があってこその今の風景ですものね。
僕の今までの「晴」だけが最高の風景だと思い込んでいる浅はかな考え方に、
「喝」を入れられているような感じがし、
凄い恥ずかしい思いで一杯です。。
「晴」しか愛せないのは、自然を愛しているのでは無く、
確かに自分の都合を愛しているのかもしれませんね。。
何だか、フツフツと撮影欲が沸いて来ました!
ありのままの姿の自然を、切り取りたくなって来ました。
HAMA440さんより多少歳をとっているだけです。
私も以前は「晴れ主義」で、天気が悪いとカメラを持つ気もしなかったのですが、このごろはあまり晴れていると草花の写真があまり良くないと言うことを経験的に分かってきたのです。花曇りと言いますが、特に花は薄曇りのほうがきれいに撮れるんですね。
梅雨が好きになったのも、紫陽花の撮影がきっかけでした。
梅雨の時期の撮影がきっかけで、雨に濡れた草木が生き生きとしていることに気がつき、梅雨の良さを知りました。
撮影、頑張って下さいね~♪ いつも楽しみに拝見しています。
最近は・・・フィルム・カメラ「NATURA」で撮るようになりましたが。このカメラ・・・なんと、曇りの日の写真が雰囲気が出て・・・いいんですよ。それまでは、いつも晴れの日を待ちわびていたのに、今は天気の事はどうでもいい・・・って感じで。
ほんと、私って勝手な人間ですよね
雨の雰囲気を撮ろうとチャレンジしてるのですが、なかなか質感が出せないでいます。
雨の撮影、機材が心配ですね。
春と夏の合間の雨の季節があるからこそ、自然にもわたしたちの暮らしにもうるおいがあって、恵みがあるのですよね。まさに「いのちの水」です。色彩の多様さも雨のおかげなのでしょう。秋風の吹くまで、空も山野もジャパン・ブルーのうつろいが楽しめますね ^^
フィルム・カメラ「NATURA」って、フジのノンフラッシュ高感度カメラですね。
やはり曇りの日、特に薄曇りの方が光が均一になるため写真的には綺麗に写ります。晴れの日はどうしてもコントラストが高くなってしまいますので、光が当たっている部分と影の部分のどちらを主眼に撮影するか難しいんですよね。
雨の撮影が好きになると結構やみつきになりますよ。
手っ取り早く質感を出すには、一番軽いソフトフィルターをつけると雨の質感が出やすいですよ。
お試しあれ。
こちらは結構良いお天気ですね。でも、少し肌寒いのです。天気が良いのに何でですかね?
10日間の中欧旅行ですか。良いですねぇ。うらやましいな。同じ初夏でも違うのでしょうね。
梅雨は日本独特の気候だそうですね。1ヶ月以上も雨が降り続くのは珍しいそうです。東日本と西日本でも降り方が違うのだそうです。
東日本はシトシト系で西日本はどしゃ降り系だそうです。
環境は人間に大きく影響するもの、文化も違いますよね。
でも、命の水には変わりありません。
ジャパンブルーって、藍色のことかな。
日本海は夏から秋にかけて藍色です。