コメント
 
 
 
お坊さんは困る?? (ぜん)
2007-06-03 21:18:06
私も本書を読みました。
「困る」という程の内容ではなかったように思います。
著者はよく仏教を勉強していると思いました。
それだけに、読者に受けるつもりなのか、お坊さんに警鐘を鳴らすつもりだったのか、戒名料のことが一番に言いたいことだったのかという印象が残ってしまいます。
逆に言えば、このような意見に対して、僧侶側も困らないようにしなければいけない時代なのでしょうか。
 
 
 
→ぜんさん (tera)
2007-06-03 22:02:30
いつも適切な書評、有難うございます。
おっしゃる通り、意味不明の主張のように思いました。確かに困ることではないし、私達にとっては「想定内」のことと思います。よほど高額な戒名料との誤解もあるようですね。
 このような誤解され易い風潮に対しては、僧侶一人ひとりが慎重に対応していく必要があるのかも知れません。
 
 
 
失礼いたします。 (tenjin95)
2007-06-04 05:25:24
> 管理人様

正直「本来の仏教は・・・」という言説自体を、あまり信用していない拙僧としては、このような著作自体が、「正しいこと」を求めてしまいがちな、学者連中の見識の無さを表現しているように思います。

また、この類の批判ですが、江戸時代の平田篤胤が『出定笑語』などで行った批判以上の見解を見出すことは出来ません。正直、日本仏教への批判者は、江戸時代から進歩していないのです。江戸時代から、同様のことをいわれ続けていますので、今さらオタオタする必要はないものと考えます。
 
 
 
→tenjin95さん (tera)
2007-06-04 21:30:47
はじめはなるほどと、思って読み始めましたが、何とも後味の悪い読後感でした。「世間受けする書」ばやりの風潮は昔よりあったことと思いますが、あまりにも迎合的と申しましょうか、現代日本社会の思想的希薄さを、逆に浮き彫りにして紹介しているような感想を持ちました。
 
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