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アカデミー賞 (zazen256)
2009-02-26 03:48:35
 映画「おくりびと」がアカデミー賞を受賞したことは、人は誰もが、死に別れということを重要視しているからだと思います。
 親族や知人の「死」に出会ったとき、人々は何か引継ぎの感情を抱くものだと思います。
 「死顔」とか「死者への思い出」というものは、参列者に強烈な印象を与えていると思います。
 法事への参列者は、和尚様方の読経の声に導かれて、厳粛な気持ちになります。

 「おくりびと」という映画に力づけられながら、「仏教」に対する見直し機運が広がることを願っています。
 法事は文化の伝承の場であり、人間としての「引継ぎの場」であると私は思っています。
 その伝承が正しく行われれば、世の中は確実に良くなると思うのです。

 
 
 
→zazen256さん (tera)
2009-02-27 08:03:40
ご無沙汰しておりました。コメント有り難うございます。
>法事は文化の伝承の場であり、人間としての「引継ぎの場」
あたたかい見解を提示いただき、勇気づけられる想いです。私も葬送の場で、亡くなっていかれる方が親族知人に対して、身をもって正に命がけで、世の無常と縁起の理を示しているということを強く感じます。
お釈迦様も法灯明自灯明の教えの中で、引き継いでいく「永遠の命」を説かれています。

この伝承の重要性が他人事の死(この現象を3人称の死というのだそうですが・・・)として、形骸化したり省略されていくことは残念なことです。

「おくりびと」効果で、見直されるといいですね。
 
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