ほとんどの少年達が好きだった野球はまるで興味なく、サッカーは今ほど
人気もなくTVゲームもない時代、マンガとTVに夢中になっていたと思う。
外でろくむしやるか、なかあてやるかがんばこやるかくらいしか選択肢は
ないし(正式名称及び正式なスペルがわからない(笑))ラジコン、
Uコンは持ってなかったし、めんこは随分やったけど実はベーゴマは回せない。
少年誌も好きだったけど、少女漫画も好きでりぼんを愛読。
一条ゆかり、大矢ちき、弓月ひかる、陸奥A子などのファン。
チャコねえちゃんから始まったケンちゃんシリーズやマグマ大使、仮面の忍者赤影、
ジャイアントロボ、忍者部隊月光、スーパージェッターなどがリアルタイム。
黒ネコのタンゴ、夜明けのスキャット、ブルーライトヨコハマなどで音楽に目覚める(?)
小柳ルミ子の私の城下町や三善英史の雨、奥村チヨの終着駅、ピーターの
夜と朝のあいだに、ピンキーとキラーズ、安西マリア等、子供にしちゃあ大人っぽいか
渋すぎる歌手を見てそれでも夢中になっていたんだけど、やがて天地真理、南さおり
なんかが出てきて、新御三家と言われる西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎がデビュー。
沢田研二も危険な二人など、ソロで活躍していたし、堺正章も若かった。
ジュリーやヒデキにはあこがれたねえ。
フィンガー5も個人授業で大ヒットを飛ばして、その後も主に阿久 悠、都倉俊一コンビで
ヒットを連発したなあ。アキラ君の歌のうまさに驚いたしこれまた長髪でかっこよかった。
トンボメガネかけてるなんてイカしてたぜ!
花の中三トリオの山口百恵、桜田淳子、森昌子もいたし、アグネス・チャン、麻丘めぐみ
などアイドルと呼ばれる歌手もたくさん出てきたころだなあ。
まあ、この辺りからね、アイドルなんてかわいければ少々歌が下手でも・・・的な
歌手がデビューしたのも確か。
代表的(?)な浅田美代子なんてまあ、ヘタと言うか音程云々より声自体が
歌い手の声じゃないと言うかこれだけ声量がないとそれこそライブハウスだったら、
まるで聞こえないってことになるんだろうなあって感じだったんだけど、ドラマにも
出てたから歌はオマケ程度だったのかなあ。
この辺がデビュー出来ちゃうあたりが日本って感じだなあって思った。
逆にプロっぽいより素人くさい方がウケたりする部分もあるしね。
以前ほどではないと思うけど、なぜか日本の文化、特に芸能界は
素人っぽい初々しさ(?)みたいなものがあった方が好感が持てると言うか、
アイドル系は逆にあまりうまくない方がいいみたいな側面もあるよね。
独自のかわいい文化もあまり海外では見かけないしねえ。
かわいい文化とオタク系文化は個人的にはあまり受け付けないんだけど、
わからないわけではない。それなりに魅力があるだろうとは思う。
思うんだけど、あまり大の大人が声高にそれを好きですって言うのが自分は
はばかられると言うかぶっちゃけ恥ずかしいので言わない(笑)。
その前に興味がないんだけど、最近はオタクって言葉が逆に死後に
なりつつあるらしいね。つまり、ある特定の人々をさして言っていた言葉だった
んだけど、それがあまり特殊なことではなくなってしまったので、その言葉自体が
なくなりつつある、と。
成人でもアニメやアイドルなどを好きって公言してもおかしくない時代になったと。
でもなあ、個人的には40にも50にもなって、10代のアイドルのCDを何枚も買ったり、
最近のアニメのDVDボックス買ってたりするのもどうかなって思うけどねえ。
個人の自由だけど、もし自分だったらそれは公に言えないなって話ね。
小林よしのりだっけ?AKBが好きで研究とかしてる漫画家。(最近は政治的発言が
大きいので純粋な漫画家とは言えなくなってきてる気もするけど)
まあ、それだけ頭が柔らかいってことかも知れないけどね。あれは勇気がいるな(笑)。
武道館だかどこかでやる選挙とかジャンケン大会もあまり大の大人がアナウンサーとかしないで
欲しいなあ(笑)。
あ、でも曲はいいよね。さすがにヒットした曲は良い曲が多いと思う。