2020なるものが公開されるようですが・・・。
宣伝では近未来チックな描かれ方をされているみたいなんですが
2020年なんですかね?
1984年の映画は観ていて、凄く面白かったのを憶えている。
自分は麻雀自体はなんとか出来る程度で、もちろんのめり込んだ
わけでもなく仲間内とトランプ感覚でやっていたくらいなんだけど
麻雀をそれほど知らなくても楽しめる娯楽作品には仕上がっている。
で、映画は鹿賀丈史が凄く良くて印象に残っているなあ。
もちろん真田広之も若くて役にぴったりだったし(この人は青臭い役の
方が合うと思うんだよね、最近の貫禄ある役柄は少し違和感が。でも年齢
考えれば仕方ないか)大竹しのぶもさすがの貫録で、高品格に至っては
もう「おや?またテンホーだ」って言うシーンが頭から離れない(笑)。
そのあとドサ健こと鹿賀丈史が激怒するんだよね。
種明かしは坊や哲こと真田広之が積み込み(イカサマ)をやって、
出目徳こと高品格と組んで勝たせるんだけど、同じ日に2回やっちゃうんで
鹿賀丈史がキレちゃうって言う(笑)。
もちろん大人の映画だし、戦後の賭博が舞台でしかもご丁寧に
モノクロで作られているから、もう全体に憂鬱で陰気で不健康極まりない
作品なんだけど内容は面白いんだよね。
ただ、(大分記憶が薄れているけど)確か凄く後味が悪い映画だったと
記憶している。
内容は面白いんだけど結末がバッドエンドな感じで気持ち良くは終われない
みたいな感じだったような気が・・・。
まあ扱ってるテーマがギャンブル、賭博、戦後、貧困、借金・・・などなど
なんでめでたしめでたしにはならないだろうけどね。
さてさて瀧さんばかり話題になっちゃって、変な意味で有名になっちゃった感も
ある2020なんですが、もちろんわざわざ観にはいきません。
なんか予告だけ見るとトータルリコールみたいな世界?にも見えるんだけど
元とだいぶテイストが違うね。もう180度違うね。凄いゴージャス(笑)。
元は負けたら身ぐるみはがされるんだぞ(笑)。
それにしても今回何が一番驚いたかってピーさんが自分より年下だったって
ことだよ。それ以外は驚かないや。
PS.
シャングリラと言えば今やチャットモンチーだよね(笑)。
(それでも新しくはないけど)