教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

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小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

唇に愛を込めて

2023-01-04 | お店情報

「唇に愛を込めて」

ニュー☆トとしては3枚目のシングルカット曲。

”追憶のシンフォニー”との両A面曲ですね。

売れる曲、バズる曲・・・?

ニュー☆トは以前から言っていますが、今風の曲はなくて、70年代の洋楽だったり

歌謡曲だったり、80年代ポップスだったりニューミュージックだったり、ジャンル的に

言うならばそういった分野が一番近いとは思うんですが、結局のところ、

自分が一番聞きたい音楽を作ってるだけなんですよね。

逆に言えば自分はおそらく1990年以降あたりからあまり聞きたい音楽がないかもしれません。

良い曲があるのは間違いないですが、少々コレステロールが多いと言うか、80年代以下の方が

端的に言うと好きです。

”品がある”とでも言えばいいでしょうか。

今現代の曲は刺激的でセオリーを無視したような曲も多いですがあまり”いいな”と思う物は

ありません。全部じゃないですけどね。

 

そういうわけでもちろん多少”みんなに気に入ってもらえるように”は意識してますが、

とどのつまりは「自分が聞きたい音楽がないので自分で作っている」と言うだけなんです。

 

今回ご紹介する「唇に愛を込めて」もかなり自分の理想に近いでしょうか。

前回の”愛の囁き”の方がより70年代洋楽っぽい気もしますが、こちらもその辺と80年代

歌謡曲が混ざったような楽曲の気がいたします。

 

展開は少々多くて、Aメロ、Bメロ、Cメロ、サビ前半、後半、と場面展開が多いですね。

ま、今の曲に比べればかわいいもんかな(笑)。

 

ニュー☆トの曲、と言うか自分の曲はキャッチーなサビとか覚えやすく歌いやすい部分は必ず

入ってくると思います。なるべくグッとくるような個所を作るように心がけていますがそこは

実力がアレなんでいかんともしがたい部分ですが、まあこの曲はサビ頭の♪Don't stop!のところとか

サビ最後の♪唇に愛を込めて~の部分など耳に残るかと思います。

 

この曲のレコーディングの裏話としては、最初サビの歌詞が一部違っていて、歌入れをした後に

もう一度入れなおしてもらってメンバーに申し訳ないことをしました。

♪移ろいゆく秋風、染めてゆくわ、と、♪今、暮れ行く街並み、染めてゆくわ、を

付け足したと言うか入れ替えたと言うか(笑)。

 

歌詞はちょっと切ないですかね。

”日記帳にいたあなたはもういない”とか”移ろいゆく秋風”とか”暮れ行く街並み”とか少々さみしいイメージですかね。

でも最後は唐突に”唇に愛を込めちゃう”んですけどね(笑)。

 

MVの一瞬だけ出てくるサビの振付がかわいいですよ。

それではごゆっくりとお聞きください。

「唇に愛を込めて」