教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

墓場鬼太郎

2015-12-01 | 日記

もう全部処分しちゃったんだけど、一時、好きでね、

単行本持ってました。

”ゲゲゲの鬼太郎”の最初期の”墓場鬼太郎”。

始めは正義の味方でもなんでもなく、不気味な存在で、

確か妖怪ではなく、幽霊族の子供で、死んで墓場に埋葬された母親から

生まれて来たんじゃなかったかな。

目玉の親父は、父親が死んだときに、その目玉だけが執念深く生き残って、

鬼太郎について来た・・・と。

まあ、それでも積極的に悪いことをするでもなく、むしろ悪いことをする、あるいは幽霊や

妖怪を虐げる人間に向かって攻撃する感じだったな。

年代が年代なんで、もうレトロ感が凄くて、絵を見てるだけでクラクラするよ、ホント。

確か調布あたりの話なんだけど、完全に荒涼とした原野だし、出てくる家は壁は

土壁だし、土間はあるし、電車の駅にはタンツボまで置いてある。知ってる?タンツボ。

ホームに大きめのアルミ缶みたいのが置いてあって、そこにみんな痰を吐くの。

相模大野にもあったぜ、きっと。昔は電車の床も木だったりしてね。油が染み込んでいるの。

ま、それでも、この墓場シリーズよりはずっと近年だけど。

墓場の年代は、フランク永井がいた頃、力道山がいた頃、美空ひばりがおそらく20代の

頃・・・だと思われる。

ちなみに土間ってのは、家の中なんだけど、下は土なの。なんつーか、玄関入って、

上に上がるまでの間に4畳くらいの広さがあって、そこが土のまんまなんだよね。

昔の家は広かったからね。特に田舎は。

↑こんな描写、今じゃアウトだろう(笑)。文字通り、犬畜生だよ。

 

まあ、ご存知の通り、だんだん鬼太郎もヒーローになっていくんだけどね。

ちなみに右目と左目、描かれている時期によって、どっちも潰れてる。

そのうちに左目に落ち着いたのかな。

 

あと血液銀行に血を売る描写もあったな。そんな商売があったのか。さすがに知らないや。

 


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