土曜のランチは、まったりと

横浜住人のまったりとした土曜のランチをご紹介

三吉橋 小嶋屋(蕎麦) 横浜市営地下鉄ブルーライン阪東橋駅

2020-07-11 15:41:00 | 横浜
さて、今日伺ったのは三吉橋にある蕎麦の名店と名高い小嶋屋さん。こんな近くにこんな有名店があるとは最近まで知りませんでした。ミシュランのビブグルマン掲載歴もあって、横浜の蕎麦のランキングトップ10には必ずと言っていいほど顔を出すお店です。これまでに伺ったお店ではここここなんかもトップテンの常連ですね。

場所は横浜橋商店街の近く。阪東橋からなら横浜橋商店街に入って通り抜け、信号を渡って三吉橋商店街に入って更にまっすぐ。三吉演芸場を左に見て、高速の下に流れる中村川にかかる橋を渡って少し右へ行った左側一階。阪東橋駅から歩いて10分ちょっとと言った所でしょうか。

今日は開店の11時半少し前にお店に到着。シャッターが閉まっていますが、その前に佇む先客が1名。女房は「やってないんじゃないの?」と心配気ですが11時半ちょうどにシャッターが厳かに上がり始めます。店内は一番奥がレジと厨房で、その前にテーブル席。右奥は相席用の8名ぐらい座れそうな大テーブル。それ以外は4席4卓のみ。合計24席程度ですが、4人掛けのテーブルが大きくて余裕を持って座れます。開店と同時に入店したのは我々を含めて3組ほどでしたが、食べ終わって出る頃にはほぼ満席で、入り口近くの椅子で待っている方も1組。テーブルは全て埋まっていましたが席は全て埋まっている訳ではないので、それほど密な感じはしませんでした。

こちらはそばの専門店でメニューにご飯ものは一切無し。そばとそばまえのみのメニューです。基本のそばはもり、さらしな、田舎、変りそばの4種で各¥880-(税込、以下同様)ですが、変りそばのみ¥935-。変りそばは季節によって変るようで今はごまきり。基本のそば3種を盛合せた三色もりに鴨せいろや天もりなどもあって¥1,320-から¥1,980-。温かい蕎麦はかけ、鴨南、天ぷらそばの3種で¥880-から¥1,980-。そばまえは焼き味噌や揚げ茄子、板わさ、穴子の天ぷらなど18種で¥220-から¥1,210-。この辺の蕎麦屋さんとしては高めの値段設定ですね。

まずはそばまえの厚焼き玉子¥880-。酒は飲みませんが...。醤油のかかった大根おろしが付合せ。これは出汁巻玉子ではなく名前の通り厚焼き玉子でかなり甘めの味付け。玉子焼を食べながらゆっくりそばを待ちます。

私がお願いしたのは三色もり¥1,430-。さらしな、もり、田舎の3種が時間差で運ばれてきます。薬味は葱、大根おろしに山葵。まずはさらしな。真白で美しいそばです。こんなきれいな更科は初めてかも。細目で長さは短かからず長からず。そばの風味はありませんが辛めのつゆが絡んで喉越し最高。

次はもり。これも細めですが、太さが不ぞろいな所もあって手打だなあって感じ。つゆは辛めで甘味は余りありませんが出汁の香りが良いもの。さらしなとは違ってそばの風味もあって喉越し良く納まって行きます。つゆにどっぷり浸けると、こちらの方が何故かさらしなよりも辛く感じます。こっちの方がつゆの絡みがいいのかな。

最後は田舎。上の画像はもう半分近く食べ終わった後。うっかりして撮り忘れました。これはもう蕎麦と言うよりも蕎麦粉で打ったうどん。太くて固くて腰もありますが噛み応えもあります。以前食べたへぎそばともまたちょっと違う。正直言ってこれはちょっと苦手。
 
こちらは女房がお願いした天もり¥1,980-。最初に天ぷらが来て、そばが来るまで時間があったので天ぷらは半分ほど食べてしまっています。天ぷらの種は海老2尾に茄子、隠元、ヤングコーン、南瓜。淡い色でカラッと揚った天ぷら屋さんタイプの天ぷらです。そばはもりで量は少なめですが、女房にはちょうど良かったとか。そばも天ぷらもおいしかったと女房は大満足。
名店のそばを堪能した三吉橋の土曜のランチでした。

店舗情報:
三吉橋 小嶋屋
神奈川県横浜市南区中村町3-188-9
045-261-0391
阪東橋駅から横浜橋商店街を通り抜け、信号を渡って更に三吉橋商店街も通り抜ける。三吉演芸場を左に見て高速下の中村川にかかる橋を渡って、少し右に行った左側の一軒家。阪東橋駅から歩いて10分ちょっと。
2020年7月11日(土)

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