順番から行くと今日は鰻。そこで女房でも大丈夫なメニューのある鰻屋を調べて五反田へ。ところが何とそのお店、臨時休業!まあ、お盆の週ですからそういうこともあるでしょう。場所は五反田、いくらでも食べる所はあります。とは言うものの、ありがちなチェーン店でお茶を濁したくない。と言う訳で、東五反田の有楽街から西五反田のTOC近くまで、歩いて長躯遠征です。途中の女房の大ブーイングに耐えながら。
TOC手前の交番の脇の道を入り、くねくね曲がりながら道なりに歩いて行くとありました、一軒家のお蕎麦屋さん。以前、ネットで見かけておもしろいなと思っていたお店です。よっぽど近所の人でもない限り、一見で入ることはなさそうな場所にあります。まず行こうと思わない場所ですが、交番の脇の道を入りさえすれば、一本道なので迷うことはありません。
1階は5卓18席。それほど広くはありませんが2階席もあるそうです。この日は1階のみで営業。12時前に入店しましたが、先客は1組のみ。その後は三々五々お客さんが入ってきて、1卓あけば次のお客さんが来るという効率のよい回転でした。メニューはセットものに冷たいお蕎麦、暖かいお蕎麦と豊富です。いつも行くお蕎麦屋さんと比べると、ちょっと丼物が少ないかなという感じです。
こちらは私がお願いしたもり+小海老かき揚げ丼\1,000-。蕎麦は緑がかっていて固めに茹であげられています。喉越しも悪くなく、ほんのりと蕎麦の風味も感じられ、この時期の蕎麦としてはなかなかのものだと思います。蕎麦つゆは辛め。どっぷりつけると辛いので、ほどほどにしておきました。薬味は山葵と葱。山葵は本山葵です。かき揚げ丼のつゆは黒くて、いかにも蕎麦屋さん風。小海老は本当に小さいですが、桜えびのように香ばしく揚がっていて悪くありません。共に満足できる一品です。ただボリュームは少なめでしょうか。ちょうど食べ終わるタイミングで蕎麦湯も供されます。サラサラの蕎麦湯です。つゆは蕎麦湯で割っても何かが突出するわけではなく、バランス良く薄まっておいしくいただけました。
こちらは女房がお願いした天丼\1,100-。小ぶりですが海老が3本もついています。もう1種の天種はグリーンアスパラ。天麩羅はカラッと揚がっていてサクサクでおいしかったそうです。天つゆもやっぱり濃いめですが、かける量を加減してあるのでバランス良くいただけます。お吸い物と香の物がつきますが、このお吸い物は気に入りました。椀種はシラスに海苔、麩。吸い口の柚子の風味が利いていて薄味ですが心地よい仕上がりになっています。
この日は前日の雨のせいで暑くなく、お店もエアコンを止めて窓を開け放しています。窓の外から聞こえてくるのは蝉の鳴き声とカラスの鳴き声。おいしいお蕎麦をいただいていると、どこか信州の片田舎にでも来ているような錯覚に陥ります。窓の外に目をやるとビルばかりですが、そのビルが桜田通りや首都高の喧騒をうまく遮ってくれているのでしょうか。異空間で味わう、まったりとした土曜のランチでした。
蕎麦処 遊庵(ゆうあん)
東京都品川区西五反田7-13-11
03-5487-2136
池上線大崎広小路駅改札口(1つのみ)出て左へ。そのまままっすぐ信号を2つ渡り、桜田通りの西側へ。左(五反田駅とは逆方向)へ曲がってTOCへ。TOC手前の交番を右へ入り、曲がりくねった道路を道なりに行った右側。駅から歩いて5,6分。
2011年8月20日(土)
TOC手前の交番の脇の道を入り、くねくね曲がりながら道なりに歩いて行くとありました、一軒家のお蕎麦屋さん。以前、ネットで見かけておもしろいなと思っていたお店です。よっぽど近所の人でもない限り、一見で入ることはなさそうな場所にあります。まず行こうと思わない場所ですが、交番の脇の道を入りさえすれば、一本道なので迷うことはありません。
1階は5卓18席。それほど広くはありませんが2階席もあるそうです。この日は1階のみで営業。12時前に入店しましたが、先客は1組のみ。その後は三々五々お客さんが入ってきて、1卓あけば次のお客さんが来るという効率のよい回転でした。メニューはセットものに冷たいお蕎麦、暖かいお蕎麦と豊富です。いつも行くお蕎麦屋さんと比べると、ちょっと丼物が少ないかなという感じです。
こちらは私がお願いしたもり+小海老かき揚げ丼\1,000-。蕎麦は緑がかっていて固めに茹であげられています。喉越しも悪くなく、ほんのりと蕎麦の風味も感じられ、この時期の蕎麦としてはなかなかのものだと思います。蕎麦つゆは辛め。どっぷりつけると辛いので、ほどほどにしておきました。薬味は山葵と葱。山葵は本山葵です。かき揚げ丼のつゆは黒くて、いかにも蕎麦屋さん風。小海老は本当に小さいですが、桜えびのように香ばしく揚がっていて悪くありません。共に満足できる一品です。ただボリュームは少なめでしょうか。ちょうど食べ終わるタイミングで蕎麦湯も供されます。サラサラの蕎麦湯です。つゆは蕎麦湯で割っても何かが突出するわけではなく、バランス良く薄まっておいしくいただけました。
こちらは女房がお願いした天丼\1,100-。小ぶりですが海老が3本もついています。もう1種の天種はグリーンアスパラ。天麩羅はカラッと揚がっていてサクサクでおいしかったそうです。天つゆもやっぱり濃いめですが、かける量を加減してあるのでバランス良くいただけます。お吸い物と香の物がつきますが、このお吸い物は気に入りました。椀種はシラスに海苔、麩。吸い口の柚子の風味が利いていて薄味ですが心地よい仕上がりになっています。
この日は前日の雨のせいで暑くなく、お店もエアコンを止めて窓を開け放しています。窓の外から聞こえてくるのは蝉の鳴き声とカラスの鳴き声。おいしいお蕎麦をいただいていると、どこか信州の片田舎にでも来ているような錯覚に陥ります。窓の外に目をやるとビルばかりですが、そのビルが桜田通りや首都高の喧騒をうまく遮ってくれているのでしょうか。異空間で味わう、まったりとした土曜のランチでした。
蕎麦処 遊庵(ゆうあん)
東京都品川区西五反田7-13-11
03-5487-2136
池上線大崎広小路駅改札口(1つのみ)出て左へ。そのまままっすぐ信号を2つ渡り、桜田通りの西側へ。左(五反田駅とは逆方向)へ曲がってTOCへ。TOC手前の交番を右へ入り、曲がりくねった道路を道なりに行った右側。駅から歩いて5,6分。
2011年8月20日(土)
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