みつとみ俊郎のダイアリー

音楽家みつとみ俊郎の日記です。伊豆高原の自宅で、脳出血で半身麻痺の妻の介護をしながら暮らしています。

一昨日の夜は

2006-06-10 22:49:00 | Weblog
フィリップ・ヘレベッヘ指揮のコレギウムヴォカーレが演奏するバッハの『ロ短調ミサ』を聴きに池袋の芸術劇場へ。昨日の夜は、シンガーソングライターの鈴木亜紀さんのライブのために青山へ。
バッハの方は、雑誌でコンサートを紹介した流れなので、ある意味、仕事がらみ(それにしても、『ロ短調ミサ』などという曲にあれだけの人が集まる日本のクラシックファンというのも不思議だ)。でも、昨日の鈴木さんのライブは純粋に「どんな歌を歌う人?」という個人的興味から。

知り合いの映画監督の強く推薦する人なので絶対にホンモノだという確信は持ちながら聴きに行ったが、期待はまったく裏切られなかった。浜田真理子さんとはまったく違うタイプの歌だが歌詞の説得力と相まって、ピアノの腕前、そして、スパニッシュ色の強い音楽も時折混じるせいか、パンディエロやフラメンコの手拍子で歌う時の迫力は、他のポップスシンガーにはまったくない特色だ。
私に彼女を推薦した監督も代理店の人間をたくさん連れて後からやってきたので、ライブの後は渋谷に流れて鈴木さん本人も交えての飲み会になってしまった。
女性に年は聞けないので彼女がいくつなのかは定かでないが、とても魅力的な人だと思う(容姿的にもという意味)。おそらく30ちょっと出ているかどうかというところなのだろうが(ハズれていたらごめんなさい)、彼女のような存在が「musician's musician(通好み)」にだけおさまってしまうのはもったいない。もっともっとメジャーになって欲しい人だ(でも、メジャーになるのを好まない人もいるんだろうナ、きっと)。

今週は、フルフルのライブがあったせいか、自分の身体の疲れがピーク。今日も歩きながらフラフラしていた(何か頭と身体がバラバラで自分の身体じゃないみたいダ...ハハハ)。
毎日いろんなミーティングで休むヒマがないが、明日は少し休養できるのかナ?(多分、無理だろうナ?)