the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 



GITANESを吸いながらだと、もっと上手に対応できる。
それとは無関係に・・・。

自宅の電話番号が少々わかりやすい番号なので
間違い電話が多い。
ここ最近では先週かかってきたのだが、男性の丁寧な口調で
「●●市の××ですが、決定しましたので早急にお願いします」
という留守電録音だった。
かなり急いでいる様子なのでこっちとしてもハラハラしているのだが
おそらく自分にできることはないのだから、第二報を待つしかない。
頑張れ、頑張れと陰ながら応援するばかりである。

これも迷惑電話に違いないのだが、純粋な間違い電話なら
悪意はないからまあ仕方ないのだろう。
完全な迷惑電話でいうと、最近増えてきた「〇時間以内にこの
電話番号は使えなくなります」で始まる詐欺電話である。
初めて聴いたときはてっきり「かけてきた奴の電話が〇時間以内に
使えなくなる」のだと勘違いした。なんか悲劇的な匂いがする。
「俺の電話がもう使えなくなるから、最後にこれだけは伝えて
おきたいんだ」ということなのかと思ってしまったのだ。
最後の告白だ。宝を埋めた場所を教えてくれるのか、あの事件の
真犯人は××だ!とか、あるいは「あなたのことが好きだった」と
コクられるのかと勘違いした(一瞬だけだ)。
なんのことはない、「そっちの電話はもうすぐ通話できなくなる
から、それでは困るだろう。指示通りの手続きをしなさい」
と言って騙す手口らしい。
私はそれをすべて聞き取るほど親切ではないので、「〇時間後に・・・」
と言われた時点で「やってみろ。」と言って通話を切るように
している。その電話を受けてから半月経つが、まだ通話はできる
ようだ。
会社にも自宅にも、勧誘やセールスの電話は頻繁に入る。
まったく関係のないところから始まって太陽光発電のセールス
につながっていくという電話が多いようだ。
憶えのない番号から着信があった場合、まず無言で電話を取るように
している。先方が「もしもし?もしもし?」と言っている。
その様子でセールスかどうなのかも結構わかるものだ。
セールスとわかったら、「要らん」「知らん」「やらん(やらない)」
の三つの組み合わせで回答する。それでも向こうの話が続くときは
「ちょっと待って」と話を一旦停止してもらう。
「はい?」
「聞こえるか?」
「ええ。」
「要らない。わかるか?聞こえたか?」
「はい」
ポイントは先方の話を遮る・こちらの話を聞かせる・
こっちはとても機嫌が悪いとわかってもらう・この三つである。

とても暇な場合は、少し相手することもある。
法律(特定商取引法)によって、勧誘電話する場合のルールが
あるので、そこから逸脱すると違法になる。
「関西電力の、ゴニョゴニョ・・・」と社名を誤認するような
電話を寄越したときは「関西電力さん?ほんとに関電さん?
ホンマに?」としつこく尋ねる。
盲点は「電話してきた人間も氏名を名乗らなければならない」
となっている点だ。大体「関西電力のゴニョゴニョ(特約ナントカ)
のヤマダと申します」という感じに名乗る。
ゴニョゴニョの部分で騙す気は十分伝わってくるのだが、
電話を寄越している当人の「氏名」も告げる必要があるのだ。
一度「いや、下の名前も名乗ってください。フルネームね」
とお願いしたところ、少し間をおいて「当社は担当のフルネームを
申し上げておりません」と堂々と断られた。

電話をかけてくる業者ももちろんいろいろ学習しているし
対策も練っている。特定商取引法等に縛られないために
「これはセールスとか勧誘の類じゃないんですよね~」なんて
言うやつもいる。ただこのフレーズにも重大な欠陥がある。
「セールスや勧誘の電話もこちらは聞く必要はない」のと同時に
「セールスや勧誘の電話ですらないのなら、もっと聞く必要はない」
のである。
また、「この電話は二度とかけてこないでください」と言われたら
「もう二度とかけてはいけない」と、同法律で決まっている。
はっきり断る・という行為はなかなか難しいものだが、最初に
はっきり断っておけば二度目はない。または、二度目からは完全に
違法となる(電話勧誘自体はもちろん違法でもなんでもない)。
まあちょっと長くなってしまうので、余計に面倒くさいだろう。
やっぱりガチャ切りがいいですよ。
「ガチャ切りしますね」と断ってからガチャ切りすることを
おススメします。



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