あびぞうは今朝、そんな時間から新道峠にいました。
真っ暗な峠道をランタン片手にのぼると
雲海に映る夜明け前の街の明かり。
今日は雲海が薄かったようで、街の明かりが雲の下からぼんやり見えてキレイ。
徐々に夜が明けて
富士山のシルエットが映りだし
なんだかとても幻想的。
どんだけ新道峠上るんだ！と言われそうですが（実際今年3回目）、11月は雲海のピーク＆ラストシーズンなのです。
★☆★
日の出（6時半頃）間近になると街の明かりはみえなくなり
雲が照らされてきました。
残念ながら朝焼けで真っ赤に染まる雲、というのは今シーズンとれなかったんだよね。
上空は晴れていても、東の空に雲があるのです。
今日は日の出の位置も新道峠からみえるスペシャルデイだったのですが・・。
来年のお楽しみにとっておきましょう。
それでも、東の空の雲の上に太陽が顔を出すと
富士山の冠雪がキラキラと輝きだしました。
雲海も。渡れそう。
朝3時15分に起きて、真っ暗な峠道をがんばってあがった甲斐があったというものです。
★☆★
と書くと、いいことばっかりのように思われるかもしれませんが
結構大変な撮影会でした。
まあ、予想されたことではあるのですが、新道峠までの車道、最後は積雪に覆われておりまして・・。
もちろん、東京から普通のタイヤで行ったので、超ビビりながら運転。
そして、峠道は・・・雪道。
足元は普通の運動靴。
行きは真っ暗で上りだったから、相当慎重だったようでスベりながらも転ぶことなく到着できたのですが
帰りは3度も尻餅。。
片道20分の峠上りを年数回、のために、登山靴を新調すべきか迷っていたのですが
なんか、安全のために、買った方がいいんじゃないかと思い始めています。
セールもうすぐだしね。でも、何回はくかと思うともったいないかなあ・・。
★☆★
あと相当寒くてね。
ミズノの登山用防寒下着（上も下も）＋手袋・靴下2枚重ね＋ダウンジャケットという
あびぞうとしては比較的準備したつもりの装備だったのですが
ツワモノたちの本格登山ファッション（ズボンと上着がシャカシャカの防寒使用とか、帽子着用とか）に比べると
そりゃー素人風装備でしたので。
ツワモノの皆様、本日は夜明け前から6名様、夜明け後に同じくらい、狭ーい展望台にご参集されておりました。
あびぞうは上段で場所を取れず、下段の端っこで場所を確保。
（写真の一番右で黒いダウンを着て帽子までかぶって仁王立ちしているのがあびぞう）
これ以上右に行くと崖から落ちる場所なのに
隣のおばちゃんにもっと右に寄れとプレッシャーをかけられたり。
今日のようなピークデイには、ちゃんと夜明け前に場所取りしないとまずいことを痛感。
やっぱり、3時に起きたのに15分くらい寝落ちしたのがまずかったでしょうか・・。
というより、寝ないで東京から直行するくらいじゃないと気合が足りないのかもね。
私、そこまでじゃないからなあ・・。
ちなみに、夜明け後くらいからいらして上段に無理やり入り込んだおじいちゃまは
先に来ていた若者とかなりの場所取りバトルをしておられました。
おじいちゃん、地元の人らしく
「あー、今日は雲があるから朝焼けは無理だねえ、そろそろ終わりじゃない？」
などなどとジャブをかまし、「早くドケ」的プレッシャーをかけられておられました。
若者は「いやー、ボク、今日はあと高ボッチ（有名な雲海スポット）に行くだけなので時間大丈夫なんです」的な
返しをしてました・・。
基本ヒマだし、とても静かなので、どうしても耳ダンボになってしまうワタクシ。
寒かろうと思い、セブンイレブンでコーヒーを買って保温ポットに入れて持ち込んだダンナ＆あびぞう。
極寒の中でのコーヒーはそれはそれは美味しいものでしてね。
みんなに分けてあげたいわ的な若干の優越感を感じていたのですが
途中からおトイレ行きたくなりまして。
よく考えると
朝5時から7時すぎまで、2時間くらいジーっとしておりますからね。
みなさん、水分控えられていたようです・・。
写真技術の前に、まだまだオヤヂに学ぶことは多そうなのでした。
さて、トトさんが誘ってくるので、お昼寝しよっかな。
いつも読んでくださって本当にありがとうございます。
追伸
アイシスちゃまのママちゃま
悪魔家電と書きながら、ママちゃまクラスのおうちと違い、あびぞう家の悪魔家電は床暖＋普通のコーヒーテーブル＋毛布、なんです。。。でもあたたくてね。。効果は一緒。ああ、どうしよう？もうちょっと寒くなるまで我慢したいんだけどなあ・・。
まつぼっくりさん
正解です！兄妹だからおんなじ顔してるんだよね。違いは大きさ、って感じです（トト５ｋｇ、メイ３．５ｋｇ）。
hanaさん
入ったきりになるとさみしいよね・・。でも寒いとかわいそうだしなあ・・。引き続き逡巡中なあびぞうです。
