ゆるゆる馬主日記

Record of my favorite horses

レッドサクヤ 京都10R エルフィンS 芝1600m

2018年02月03日 | レッドサクヤ

基本的には施行条件がほぼ変わらず(1996年は雪でダート開催)、

この時期の伝統の3歳牝馬によるマイルのオープン特別戦である、

エルフィンSにサクヤ姫がチャレンジしました

勝ち馬には、

'89 シャダイカグラ(桜花賞)
'90 アグネスフローラ(桜花賞)
'91 イソノルーブル(オークス)
'97 キョウエイマーチ(桜花賞)
'98 ファレノプシス(桜花賞、秋華賞、エリ女)
'05 エアメサイア(秋華賞)
'07 ウォッカ(ダービー、ジャパンC、天皇賞(秋)、安田記念、ヴィクトリアM)
'09 レッドディザイア(秋華賞)
'11 マルセリーナ(桜花賞)

後のG1馬たちの名がズラリ

他にもマヤノジョウオ、シェイクハンド、サイコーキララ、チアズメッセージと、

G1には届かずとも重賞ウイナーとなった馬も多く、出世レースとなっています。

このレースには4年前に愛馬オーラム嬢も挑戦したことがあるんですけど、

その時は残念ながら掲示板止まり(5着)でした。

レッドサクヤ

ずーっと3番人気だったんですが(約30分前で4.8倍)、

最後急に売れたのか最終的には3.7倍の2番人気だったようです。

馬体重の変動はあまりなく前走からマイナス4キロで一安心

これまでディープ牝馬の愛馬ブリエ嬢やアランダ嬢が馬体維持で苦労している点を鑑みると、

サクヤ姫のデビューからの、

 462キロ ⇒ 462キロ(±0) ⇒466キロ(+4) ⇒ 462キロ(-4)

というこの安定感は素晴らしい

2戦目は東京遠征してでの変動なしですし。

もちろんもっと成長して欲しいという点では、更に増えていってくれると尚良いんですけどね

パドック登場

今回もパドックではメンコを装着。

1周目はキョロキョロというほどではないけど、

回りの雰囲気を伺うかのような感じのサクヤ姫。

ただこれまで赤松賞を除いて現地で私が見たパドックの中では、

凄く落ち着いていたというか、一番雰囲気良かったんじゃぁないかなぁ

レッドサクヤ

ただ1周目だけですけどね

それでもチャカツキ具合はこれまでと比べると減ってると思います。

レッドサクヤ

前の捌きも後ろの踏み込みもしっかりしていたように思います。

かなり贔屓目ありの視点からですけどね

レッドサクヤ

CWで最終追いが出来ているように、徐々にパワーアップしつつある馬体。

今後暖かくなるにつれ坂路で更にパワーアップしたいところ

現時点での馬体を見る限りはやはりマイル寄りなのかな

ただ3歳時はまだ決めつけないで、いろいろ可能性を試して欲しいところ。

血統的には全姉がオークス2着しているように長めもイケるはずですし。

レッドサクヤ

この時期だけに、

レッドサクヤ

首回りや、

レッドサクヤ

腹回りを見ていると、毛艶がピカピカというわけにはいきませんが、

体調も悪くなさそうですし、

レッドサクヤレッドサクヤ

覇気もありそうです

目の輝きも問題なし

レッドサクヤ

横断幕とサクヤ姫

変わらず尾っぽに蹴り癖サインのリボンをつけています

そうそう今日のサクヤ姫で一番気になったのがですね、

レッドサクヤ

こちら

べろ~ん。

レッドサクヤ

ペロ。

レッドサクヤ

べろ~ん。

レッドサクヤレッドサクヤ

べろ、べろ~ん。

っと、ずっーーーーと、舌を出して遊んで?ました

何か口回りで気になることがあるのか

レッドサクヤレッドサクヤ

この様子をずっと見ていて流石に、

あれ~今日はお遊びで本気だしてくれなかったりするのかなぁ

っと少し不安にはさせられました。。。

これが気分的に余裕があるからなのか、

真面目になってないだけなのかの判断がつかなかったし

レッドサクヤ

サクヤ姫 「何よ悪い

レッドサクヤ

サクヤ姫 「小さいこといちいち気にするんじゃないわよ

レッドサクヤ

とまーれー。

今日も先生の姿は見受けられません。

レッドサクヤ

ここからは二人で曳きます。

レッドサクヤ

パドックでの鞍上の騎乗はなく、気合も入りテンションアップさせ、いざ出陣

レッドサクヤ

本馬場入り。

このあたりからもテンションアップ中

いつも通り雰囲気なれの為か馬場入場後すぐに返し馬に入るのではなく、

ゴール板過ぎまで歩いていくんですが、

レッドサクヤ

今日は少し歩くと後ずさりが始まり、

レッドサクヤ

仕方なく?そこから返し馬へ。

レッドサクヤ

まぁ。

レッドサクヤ

問題ないでしょう

きっと。。。おそらく。

 

レース前からテンションが気にならなかったというのはウソですけど、

後入れの偶数番で最後の方のゲート入りでしたし、

ゲート内でもおとなしくしているように見えました

そしてスタートも悪くなかったですよね

ポンっと出たんで今日はそのまま先団での競馬かなぁ。いいんじゃない。

っと思っていたら、抑えているってほどではないんでしょうけど、

戦前祐一が言っていた通り、溜めに徹するような競馬でやや後方へ。

この日のレースはそんなに後方から届く馬場には思えなかったんで、

ちょっと不安にさせられるレース運びでしたが、

まぁ頭数も手ごろで京都の外回りだし直線不利はないかなと思い込むことにし、

期待感と不安感交じり合う感覚で3コーナーまで見守っていました

3コーナーから4コーナーにかけての坂の下りは良い感じで進出し、

直線入口は不利なく外目を回すことが出来たし、

最後直線トロワゼトワルの抜け出しで、追いつくか

デムーロがお得意の内からスクってきたりもしていましたが、

ガンバレ サクヤ

差せーーー!!

の声に応えて最後はノーブルカリナンも差して1着でゴールイン。

写真撮るつもりだったのに応援に力入り過ぎて、

最後までドキドキのレースだったし、1枚も撮ってません

今年の愛馬初勝利であり、オープン特別勝ち

そして何より桜花賞への道が見えてきた重要な勝利

ほんと見事に出世レースを制してくれて、未来を切り開いてくれました

上がり最速といえど時計的には目立つものはないんですけど、

何よりも勝つことが大事なんです

検量室前で息がやや上がり気味の馬服を着せられたサクヤ姫を見守りつつ、

よく頑張ってくれたと心から感謝しつつ、わたし自身久しぶりのウイナーズサークルへ

昨年4月のリーガルくん以来なんで約10か月ぶり。

口取りではサクヤ姫がやや落ち着かないのか、立ち止まることができなくて、

祐一も恐る恐るサッと関係者写真を撮って、

長々とかかってサクヤ姫に負担になるのは嫌だったし、

わたしたちもサッと横にならんで、すぐに撮影を終わらせました。

寒かったんで表彰式は淡々と流れて終了。

いや~でもほんと嬉しい勝利でした

レース後コメントにある通りまだまだ未完成な部分が多いサクヤ姫なんで、

そういう意味では伸びしろも見込めて、あと2ヵ月あるし期待感があります

もちろんサクヤ姫への期待はもっと先だとも思っていますが。

このまま本番まで何事もなく順調にいって欲しい

本当に今日はありがとうサクヤ姫

2回京都3日 10R エルフィンS 芝1600m 天候:曇 芝:良

馬名 馬齢 斤量 騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 単勝
人気
1 レッドサクヤ 牝3 54.0 福永祐一 1:35.6 35.4 462 -4 2
2 ノーブルカリナン 牝3 54.0 M.デムーロ 1:35.7 1/2 35.9 442 -2 3
3 レッドランディーニ 牝3 54.0 浜中俊 1:35.8 3/4 35.5 442 ±0 5
ハロンタイム 12.1 - 10.6 - 11.6 - 12.6 - 12.6 - 12.1 - 11.7 - 12.3
上り 4F 48.7 - 3F 36.1
3コーナー 6(2,3)-11-(8,5,12)-(7,10)(1,9)4
4コーナー 6(3,11)(2,12)(5,10)8(7,1,9)-4

10:愛馬(勝ち馬)

コメント

福永騎手
スタートはうまく出ましたが、前がやりあいそうでしたから。
無理に出していかずに、中団から競馬をしました。
今日も道中はハミに乗っかりながら走っていましたし、直線はソラを使うようなところもありましたが勝ち切ってくれましたからね。
前走を使って状態は上がっていましたけど、今の完成度でこれだけ走れるのですから大した馬です。
ポテンシャルの高さと奥を感じました。
これで桜花賞へ向かうことができるでしょうし、勝つことができて良かったです。

 

2/4 追記

レッドサクヤ
レッドサクヤ

へ』『に新星誕生』この言葉が興奮高めてくれます

女の仔に出資したからには一番夢見る舞台ですからね


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コメントありがとうございます (totoro)
2018-02-07 21:28:46
記事の方読んでいただきありがとうございます
初口取りだったんですね。おめでとうございます
一口やっている方いろんな考え方や思いがあると思いますが、わたしは口取りが楽しみでやっている一人で、あの愛馬と一緒に写真に写るのは何度味わっても嬉しく、そして癖になってくる喜びだと思ってて、ほんと止められません
そうそう今日の近況コメントにて桜花賞直行との言葉が出ましたね
わたしも無理する時期でもないし先々ある仔だと思っているんで、それでよかったんじゃないかと思っています
賞金的には仰る通り大丈夫なはずですし
ほんとこの2ヵ月間ワクワク楽しめそうです
本番にてまたウイナーズサークルでご一緒できればいいですね
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Unknown (のらりくらり馬主生活)
2018-02-07 08:05:48
しっかりした記事読ませていただきありがとうございます。

自分も当日は現地観戦から口取りを初めて体験しました。重賞でそこそこやれていた馬を相手にどこまで出来るか、不安と過度な期待を持っていましたが、過度ではなくサクヤには通過点でした(笑)

現地では馬券応援とは違った雰囲気で喉が腫れるぐらい叫びました!

次は無事であれば桜花賞ですかね!過去の賞金みると1400あればボーダー越えているので今年も例年通りに進んでいただければ(笑)

そして残り2カ月のサクヤの成長に期待しサクラ当日も現地で心の底から叫びます!

今後ともよろしくお願いします
返信する
さくら咲く♪ (totoro)
2018-02-04 11:30:16
わたしも昨日はほんとーに興奮しました
桜はやっぱり夢の舞台ですもんねぇ
そこに出られる可能性が出たことがほんと嬉しいです
当然ライバルたちも強力ですが、まだまだ伸びシロありな状態からの成長もほんと期待したいところで、愛馬を見守る醍醐味の一つですよね
昨日はエルフィンSまで馬券は負けまくっていましたが、もうそんなことスッカリ忘れました
ほんと大満足の一日でした
無事に4月の桜の舞台(まさにサクヤ姫にお似合いの舞台)を迎えられたら、サイコーですね
返信する
Unknown (赤ヘル)
2018-02-04 10:34:14
たくさん写真、そして長めのパドック動画ありがとうございます♪
昨日はかなり興奮しました♪このメンバーならサクヤ勝てるはずと信じてましたが、なかなか思うようにいかないのも競馬。
愛馬初のオープン勝ちです。そして初の重賞出走がまさかのG1になりそうです(汗)
これから2ヶ月いい夢が見れそうですね♪

タイムやラストも速くはないのでどうかなーと、冷静に振り返ってましたが、昨日の京都は古馬上級戦でも上がりかかり気味だったし、レベルはまずまずあったのかなと思います。

あとはサクヤの成長力が2ヶ月でどこまで上がるかですね♪現時点ならアーモンドアイなどとはまだ少し差はあると思いますし。
福永騎手も完成度低いと言ってる中でオープン勝ちは素質の証明。
スポーツ新聞の表紙に愛馬の名前があって印がついてる。これぞ一口馬主の醍醐味。初めてなんで今からワクワクです。

リーガル、サクヤ共々これからもブログ楽しみにさせてもらいます♪
サクヤは桜花賞にぴったりの名前なんで、とにかく怪我だけはせず、順調にいってほしいですね♪
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