かおりンゴ

邪教、ワールドメイトと深見東州、カルト問題や精神世界、歴史、これまで出会った発達障害気質者から得た経験等について書きます

根本栄陳述書とは何か

2022-12-22 10:16:27 | 日記
前回の記事で根本栄陳述書について触れた。
ところが数年前までは、この陳述書の全文がインターネット上に残っていたが、改めて見ると、これがキレイに消え去っている。
教団にとっては、これが最大のアキレス腱なので、あちこちから手を回して削除させたのだろう。
よって、これから書く事は、あくまでも記憶だけが頼りであり、若干の記憶違いもあるかもしれないが、ご容赦願いたい。

事の起こりは、深見東州率いるワールドメイトの熱心な信者だった根本栄氏が、深見並びに教団の実像を知るにつれ、そのあまりにも酷い行状ぶりに呆れ果て、怒りのあまり、2ちゃんねる上で深見と教団を批判していた事に端を発する。

根本氏は、自らが教団内で体験したことや見聞きしたこと等、確実な情報に基づいて、教団を批判していた。
ところがこれに対し、教団は突然、確か4700万円だかの法外な金額での損害賠償請求、及び名誉毀損にて根本氏を提訴したのである。
しかもこれが、根本氏が2ちゃんねる上で触れている事実関係そのものについては一切言及せず、沢山の書き込みのうちの、例えば「このバカ深見!」だの「アホ東州」といった、バカだのアホだの間抜けだのといった、まるで子供の喧嘩のような悪口の文言のみを事細かに拾い上げて、それらに対して4700万円である。
普通、こんな程度の悪口の損害賠償は、5万か10万の世界で、どんなに行っても2、30万がせいぜいだろう。
要するに明らかなスラップ訴訟であり、そうやって脅して圧力をかければ、彼は口をつぐむとタカをくくっていたのである。
根本氏自身も陳述書で言っているが、確かに怒りのあまりバカだのアホだの書いたことは事実だが、それは何も言いたいことの本旨ではなく、重箱の隅をつつくような些末なことであり、書いた文章全体の1%にも満たない。
しかも書いてある内容が虚偽であるとかが争点ではなく、バカアホ等の文言に対して訴えるとは、教団自ら、内容については事実だと暗に認めているようなものだと。

その提訴に対し、彼は即日2ちゃんねるに提訴の事実を実名で公表し、争う姿勢を見せ、一歩も怯まなかった。
そしてその後の裁判の過程で書かれたのが、根本栄陳述書である。

【ワールドメイトとは邪教だ!】ブログ開始にあたってのプロローグ

2022-12-08 14:19:33 | 日記
昨今、電車の車内広告等で見かける事の多い「現代のルネッサンスマン」こと深見東州

今日のインターネット隆盛時代、興味のない人でも、彼が一体何者なのかというのは、ググればすぐに分かる話であり、騙される人はそうはいないと思っていたが、そういう情報のあるなしに関わらず、騙される人は騙されるし、そういう人は、そもそも都合の悪い情報は無視するので、ブログを書く意味がないと思い、今まで彼及び教団については書かずにいた。

だがこの度、性エネルギー昇華秘法というものをブログにて広めていらっしゃるサーティンキュー氏から「是非にもかおりんさんならではの記事を書くべき」とのお言葉を頂き、筆を執る事にした。

この、深見東州の主宰するワールドメイトという教団は邪教であり、信仰したところで開運するどころか、熱心に信仰をすればする程、どんどん閉運していってしまい、トータルで見て、いい事は一つもない。
そしてそんな事は、既に何十年も前から言われている事であり、筆者の論を待たずとも、数多くの人がそれを指摘している。
そして、アンチワールドメイト関係のブログも既に星の数ほどもあり、例えば元会員氏のブログは、多くの現役会員を覚醒させ、洗脳を解き、脱会へと導く事に成功している。
また、根本栄氏は、教祖深見及び教団と一歩も引かずに闘い、根本栄陳述書という膨大な記録を残した。
根本栄陳述書を始めから終わりまで読みさえすれば、深見及びワールドメイトの実態を、良識ある人なら誰もが理解出来るだろう。

当ブログは、それらに比べればお恥ずかしい限りだが、筆者なりに教団の内外で見聞きした事や、洗脳にハマってしまう人の特色や問題点等も考察しながら書いてゆきたい。

私事であるが、4月に母が死去した。
筆者も20代後半から足掛け13年、このワールドメイトを信じてしまい、人生でとても大きな回り道をした上、家族、とりわけ母には余計な心配をかけた。
せめてもの罪滅ぼしに、恥を忍んで自分の経験を書こうと思う。

尚、筆者はこれまで、友人のマイケル氏のブログに2回寄稿しており、参考までにそちらも併せてお読み下さると幸いである。

◆ 私はこうしてRK独立党を辞めました!! (元信者かおりん氏の告白)◆

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