すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

みのり福祉会不正経理事件で現地調査

2012年02月24日 | 日記
 議会改革推進会議終了後、バスで「みのり福祉会」不正経理事件の現場調査に福祉生活病院常任委員会で行きました。急に現地調査を決めたこともあって、9人の委員中、参加は4人。私、浜田委員長、森委員、浜辺委員で行きました。先約があったり、外せない用事があったりとのことでした。

 さて、はじめに訪れたのは北条サービス交流農園です。

 芝生に覆われ、一部には栽培の跡も見られ、使っていることがわかります。北条デイサービスとは目と鼻の先でした。

 屋の上には宝珠が乗り、石造の塔も見えます。

 次は湯梨浜デイサービスです。

 ここにも、立派な石灯篭がありました。

 三朝デイサービスです。温泉が引いてあり、口利きの情報公開で、前理事長が使用を県に持ちかけたのはここだと感じました。


 倉吉市西福守町は「福祉の里」として、みのり福祉会の施設が集中しています。
問題となった土地にはかえるの池になっていました。

後方にはりっぱな石塔も見えます。

 この道路も、今回、疑惑の対象となっている道路です。


 経営悪化の元凶と指摘されたみのりクリニックです。


 以前、問題になった新しく介護保険の適用事業としての適用が申請さられているデイサービスセンターです。

みのりクリックの駐車場を使われており、敷地も隣接。みのり福祉会と同じような印象を受けました。

 職員の研修施設です。料亭のように立派です。


 施設長さんにお話をうかがえたのですが、理事長が交代し、新体制になったことで、施設の雰囲気がずいぶん明るくなったそうでう。専門部会もでき、現場の意見で組織を動かそうという感じなのだそうです。人事にもルールができ、非正規職員も頑張れば、正規職員なれることが公表され、これが励みになっていると教えていただきました。現場は頑張っているのに、それを食い物するような組織運営は問題が大きいと思います。職員の皆さんの笑顔がなければ、お年寄りの笑顔もありません。組織の刷新に期待したいと思います。

 茶道会館です。ここも疑惑が持たれています。


間違いなく、議長応接室よりも立派でした。


ご自宅の前の土地も疑惑が持たれています。ここは、100条委員会で問題となった残土で盛り土した土地です。


 今回の視察で新たな疑惑も浮上してきましたし、これまでの疑問が氷解した部分もあります。不正は現場で起きている。踊る捜査線ではありませんが、事件は現場で起きているんです。議会で審議しているだけではわからない部分も見えてきました。今後の審理に活かしたいと思います。

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