またまた残念な結果。
私が自民党が嫌いになった一番の理由はこれ。1996年、初めて夫婦別姓と言う言葉を新聞で見た。
私は当時、24歳。
結婚することで自分の苗字を変えることに違和感を覚えていた私にとって、夫婦別姓と言う言葉は、別姓でも結婚が認められるようになるんだ!と心踊らせたことを覚えている。
しかし、自民党の反対派によってことごとく潰された。
その時から、私は打倒自民党になった。
元々、中学生の時から、1億円ふるさと創生とか、意味のわからない政策ばかりしていたおじさんたちに、変な奴らと感じていたことを決定づけた出来事だった。
あれから、25年。
またしても、最高裁で合憲判断が出た。
私は自民党が与党である限り、選択的夫婦別姓はかなわないと思っている。
どうやって倒すかといったら、選挙で自民党を選ばないことしかない。
自民党の全員がそういう男尊女卑の考え方ではないのだろうけど、古くさい考え方の重鎮がいつまでものさばっているような組織では、なかなか若い人たちは変えられないし、動きを封じ込められてしまうだろう。
自民党の性別による役割分担の強制や国歌、国旗をあがめ立てる教育基本法の改悪、性教育に対するはどめ規定。
国民が生きにくいように、自分たちのいいように国を形作り、国民からお金を巻き上げたい奴らが、今の日本の国を作っている。
あの人たちを引きずり落とさない限り、本物の国民主権の日本国にはならない。
選択的夫婦別姓が認められる社会は、それくらい国の形を変えてしまうくらいの力のある考え方であり、法律になりうるから、抵抗力が半端ないんだと思う。
私もけしてあきらめない。
私が死んでも息子たちにその想いを受け継いでいってもらいたい。
14歳と11歳の息子たち。
既に公教育にあらがっているところからして、頼もしい人たちだから、きっと受け継いでくれるだろうなと思う。
そう考えると頼もしい息子たちだ。