本日は県南方面へ。
直売所グリーンアップの研修、という名の懇親旅行。
会長曰く、
「他店を見て参考にする部分は大いに参考にするという研修はもちろん各自の意識で。
あとは県南の沿岸部に立ち寄ってまずはたくさん買物して応援しようじゃないか!」
という主旨。
春と秋に恒例での企画だけれど、なかなか仕事との折り合いがつかずに2年ぶりくらいの参加。
行きの車中からいつもどおり、お菓子があちらこちらから回ってきて食べまくり、
ワイワイガヤガヤにぎやかでした。
亘理の直売所。
商品数が多く、日曜ということもあり沢山のお客様で賑わってました。
その後、鳥の海にも行きました。
今は仮設での営業ですが、元気に営業してました。
けど、周囲の田んぼなどは海抜が低く水の排水などの設備の復旧はまだのようで中々時間かかってます。。。
そしてお昼はやっぱりこの時期「はらこめし」。
私は残念ながら「いくら」が苦手なのでみんなに配り「しゃけめし」で食いました!
当たり! 「海仙」というお店でしたが美味しかったっす!
腹一杯の後はダレが推薦したのか(たぶん会長)、角田宇宙センターへ。
消防団に属してるという小野さんの説明が面白く、一時間ほど楽しみました。
ちょっと、宇宙が身近になりました(^^ゞ
記念にロケットで一枚。今日は会員の約半分が参加して。
バスの車中、このお店創立に奮闘した元役場職員のTさんの隣で話しました。
今は退職され作ったこの直売所の会員ですが、なかなか忙しい方でじっくり話す時間は貴重です。
当時の話が印象深かった。
ちょうど平成5年、あの大冷害の年に農業振興課に属し、米が取れないことで「どうする農業!」
と、それはもう強烈な危機感があったそうです。
そして生活の為に自分たちの農産物を自分たちで販売する「直売所」に目をつけ、当時あった青森のお店を何度も視察し、
ここで作ろうと行政を始め、農協や商工会、そして農家・・・あらゆるところに働きかけては猛烈な逆風をものともせずに突き進み、
この直売所グリーンアップが出来ました。
県北でも1,2の早さで出来た店です。
当時、Tさんと一緒に直売所作りに奮闘したのがまさしく現・ほっかぶりJAPANの親たち。
T氏の持論は当時からブレずに一貫してます。
「農家も消費者を意識しないとダメ。作物の一割でもいいから自分で販売する道を作ること」
そこが自分の作物を買ってくれるお客様と繋がるキッカケであり、また生産に対する意欲の源にもなるという考え方。
帰りは大詰めに迫った「よっちゃん納豆」も聞いて頂き、
地域連携での付加価値づけやこれからの農業のことを色々と意見交換できた得難い楽しい時間でした。
「よくここまでやったな」
と、言って頂ける恩返しが出来るように、ほっかぶりとしてもいち農家としても精進したい!
今の自分と強烈にかぶるんですよね。
色んな意味で。地元、地域、これからの農業だったり・・・。
マイナスに捉える震災もあれば、キッカケに出来る震災もあるはず。。。。
夜は今年最後の道の駅のお掃除。と部会会議。
部会としては来年、変えていきます!
充実した一日でした。
明日はのんちゃん参戦でくるみちゃん収穫最終日!