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新聞に、G20 大阪サミットで来日中の中国の習近平主席と安倍首相が握手を交わしている写真が載っていたが、陶芸の巨匠 加藤唐九郎さんが85歳の時に制作して1983年 (昭和58年) に北京の人民大会堂に贈った陶壁を思い出した。
その陶壁に描かれているのが友好のシンボルの握手である。陶壁には固い握手と、友好の輪が拡がっている。この陶壁は、中国社会科学院の貴賓室の壁にはめ込まれているそうだ。今も飾られているだろうか。実物を観てみたいものだ。生徒さんの作品紹介の途中だが、コロナ・ブックスの 『唐九郎のやきもの』 に掲載されているその “陶壁” をアップしよう。その壁画名は 「協調 ・ 交響」 である。
加藤唐九郎さんは、陶芸や陶壁という言葉を創った人でもある。陶芸では最初に人間国宝になったのだが、永仁の壷事件で国宝認定を解消されている。私のブログの 「日日是好日」 の連載17に唐九郎さんの自叙伝のことを書いたが、唐九郎さんが訪中した時は、戦争が勃発していたにも拘わらず中国で大歓迎を受けている。中国の古窯の発掘調査などにも貢献している。日中の文化芸術交流事業では副団長として尽力している。
唐九郎さんの陶壁は全国にも20箇所以上も設置されてるそうだ。そう言えば私が仕事で王子製紙の本社を訪ねていた当時に、その1階ホールに加藤・・さんの素晴らしい森と木という大きな陶壁があった。これは唐九郎さんの作品ではなかったのだが、有名な陶芸家の作品だった。よく眺めていたのだが、どなたの作だったかは名前を失念した。王子製紙の本社ビルには、クラシック音楽の演奏会を開いている音楽ホールがあるので、もし、演奏会を聴きに行かれる機会でもあれば、1階のロビーにある大きな陶壁も観てほしいものだ。
私はこの音楽ホールに入ったことはないが、ホール入口のドアー越しに中を覗かせてもらったことがある。オペラハウスのような感じだった。ホール入口の防音ドアーは、厚みが 20㎝くらいある分厚いものだった。
この機会に 「永仁の壷」 の写真もアップしよう。
また、ピカソが唐九郎さんへ贈ったピカソの陶芸作品もアップしよう。作品には人が走っている絵が描かれている。この写真の右上に芸術賞授賞式の写真も載っているが、唐九郎さんの右隣はあの小説家の三島由紀夫さんだ。
G20 の翌日の歓迎行事では、首脳の夫人らが京都の東福寺を訪ねている。見学をしたことはないが、本坊の八相の庭と名付けられている北庭の切石と杉苔による市松模様や、東庭の疎石を使った北斗七星なども魅力的だ。写真では分かりづらいだろうが敷き砂の砂紋が引き立てている。重森千靑著作 『京の庭』 よりその庭の写真をアップしよう。
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☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは5,6部。
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その陶壁に描かれているのが友好のシンボルの握手である。陶壁には固い握手と、友好の輪が拡がっている。この陶壁は、中国社会科学院の貴賓室の壁にはめ込まれているそうだ。今も飾られているだろうか。実物を観てみたいものだ。生徒さんの作品紹介の途中だが、コロナ・ブックスの 『唐九郎のやきもの』 に掲載されているその “陶壁” をアップしよう。その壁画名は 「協調 ・ 交響」 である。
加藤唐九郎さんは、陶芸や陶壁という言葉を創った人でもある。陶芸では最初に人間国宝になったのだが、永仁の壷事件で国宝認定を解消されている。私のブログの 「日日是好日」 の連載17に唐九郎さんの自叙伝のことを書いたが、唐九郎さんが訪中した時は、戦争が勃発していたにも拘わらず中国で大歓迎を受けている。中国の古窯の発掘調査などにも貢献している。日中の文化芸術交流事業では副団長として尽力している。
唐九郎さんの陶壁は全国にも20箇所以上も設置されてるそうだ。そう言えば私が仕事で王子製紙の本社を訪ねていた当時に、その1階ホールに加藤・・さんの素晴らしい森と木という大きな陶壁があった。これは唐九郎さんの作品ではなかったのだが、有名な陶芸家の作品だった。よく眺めていたのだが、どなたの作だったかは名前を失念した。王子製紙の本社ビルには、クラシック音楽の演奏会を開いている音楽ホールがあるので、もし、演奏会を聴きに行かれる機会でもあれば、1階のロビーにある大きな陶壁も観てほしいものだ。
私はこの音楽ホールに入ったことはないが、ホール入口のドアー越しに中を覗かせてもらったことがある。オペラハウスのような感じだった。ホール入口の防音ドアーは、厚みが 20㎝くらいある分厚いものだった。
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また、ピカソが唐九郎さんへ贈ったピカソの陶芸作品もアップしよう。作品には人が走っている絵が描かれている。この写真の右上に芸術賞授賞式の写真も載っているが、唐九郎さんの右隣はあの小説家の三島由紀夫さんだ。
G20 の翌日の歓迎行事では、首脳の夫人らが京都の東福寺を訪ねている。見学をしたことはないが、本坊の八相の庭と名付けられている北庭の切石と杉苔による市松模様や、東庭の疎石を使った北斗七星なども魅力的だ。写真では分かりづらいだろうが敷き砂の砂紋が引き立てている。重森千靑著作 『京の庭』 よりその庭の写真をアップしよう。
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