峠おやじの「たわごと」

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判決の差

2020年06月28日 | 時事ネタ
おなじ裁判所なのにどうして判決にこんな差が出るのでしょう。

「俺コロナ」と言っただけで実刑判決。
片や一般道で時速146キロで事故ったのに危険運転致死傷罪ではなく過失運転致死傷の判決。

「俺コロナ」
名古屋市中村区の家電量販店で店員に「俺コロナ」と言い営業を妨害したとして、威力業務妨害罪に問われた同区の派遣社員岸野尚史被告(43)に対し、名古屋地裁(田辺三保子裁判官)は26日、懲役10月(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

「時速146キロで事故」
三重県津市の国道でおととし(2018年)12月29日午後10時ごろ、時速146キロでタクシーに激突し、乗客ら4人を死亡させたとして危険運転致死傷の罪に問われた元IT会社社長の末広雅洋被告(58)に対する裁判員裁判の判決が、16日(2020年6月)に言い渡された。危険運転致死傷罪の適用は認められず、過失運転致死傷の罪で懲役7年とされた。


「俺コロナ」事件では裁判官は判決理由で、
被告は酒に酔っていたこと。新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な社会問題となる中で「発言は店だけでなく社会全体に大きな影響を与えた」とし、「複数の前科があり、相応の実刑に処するほかない」と判断した。これまでの公判で検察側は「未知の感染症への不安が高まっている中で悪質な犯行」と非難。弁護側は「冗談のつもりだった」として寛大な判決を求めていた。

ということで、社会生活を破壊するようなことは「冗談」では通らないわけです。それは酒を飲んでいようが前科のあるなしには関係ないことで、そういう社会常識を持ってない時点でアウトです。塀の中で自分の至らなさを反省すべきです。43歳にもなってその程度では社会のお荷物になるだけです。

「時速146キロで事故」
判決は、「時速146キロでの走行は危険だが、事故が起こるかもしれないと(被告が)頭に思い浮かべていたかは疑いがある」とし、「故意でない」と判断した。検察側は、「被告はこれまで8回も事故を繰り返し、日頃からスピードを出して運転していた。一般道での時速146キロの運転は危険で悪質」と懲役15年を求刑した。

高速道ならいざしらず一般道で146キロ出すことが危険運転でないとはどういうことでしょう?それだけのスピードを出していて事故が起こると考えない意識じたいが既に問題です。そんな社会常識しか持ち合わせてないIT社長では間違いなくブラック企業でしょう。自己中のワンマン社長は長いこと塀の中で隔離されていた方が世のため人のためです。しかも4人も人を殺してるのですから殺人罪といってもおかしくありません。

これを過失と断ずるとは、この裁判官は運転免許証を持っていない人としか思えません。もしくは生活実感がなく法令ばかり読んでいる専門馬鹿なのではないでしょうか?もしくはなんか忖度でもあったのでしょうか?

もうひとつ思うのは厳罰にした方は女性裁判官で過失で済ませたのは男性裁判官というところです。
こういう社会生活上の案件では男性よりも女性の方が社会通念に通じているのではないでしょうか?男性は上司の顔色を窺ったり忖度したり何かと歪められるような感じがすると思うのは私だけでしょうか?


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