心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

自己成長を加速させるには!

2017-05-08 20:22:05 | 本のネタ
 昨日までのブログで、全体俯瞰した仕事の進め方のポイントをご紹介しました。本日からは、なりたい自分に成長するスピードを加速させる方法をご紹介します。

 その方法は、緊急度/重要度の2軸で4象限に区分けした図に、自分自身のお金と時間の使い方をマッピングするのです。
 緊急度:高&重要度:高(=消費)に対して、どの程度のお金と時間を使っているのか。
 緊急度:高&重要度:低(=浪費)に対して、どの程度のお金と時間を使っているのか。
 緊急度:低&重要度:高(=投資)に対して、どの程度のお金と時間を使っているのか。
 緊急度:低&重要度:低(=空費)に対して、どの程度のお金と時間を使っているのか。

 このように文字化されると気付くと思いますが、投資に分類される部分の割合を、いかに高められるかがポイントになってきます。これは、会社の研究開発費や人材育成費などの割合を根拠に10%程度は割くことをおススメしていることが多いです。
 もし、あなたが若くて一人者なのであれば、消費の割合を低く抑えることは容易なことなので、積極的に投資することをおススメします。投資を10%程度などと小さな目標でなく10%程度を浪費にし、消費以外のすべての時間/お金を投資に回すことをおススメします。
 若くして吸収した知恵は、複利効果で倍増していくので。

 まずは、一度、ご自身の支出傾向を可視化してみてくださいませ。


 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

他の営みの構図を重ねる

2017-05-07 16:36:22 | 本のネタ
 昨日、構図を書くことをおススメさせていただきました。
 構図の中には、対立関係や利害が生じる依頼関係など、簡単には実現できないものが書かれることが多いです。
 なぜなら、良好な関係が築けている組織なら簡単に実現できることというのは、既に実現されているはずだからです。

 では、簡単には実現できないものを、どのように実現したらいいのでしょうか?
 方法の一つとして、自分より職責上位の人に言いつける(エスカレーション)というものがあります。
 影響力のある職責上位者と信頼関係が築けている場合は、これも有効な手段です。
 しかし、影響力のある職責上位者(社長?)と信頼関係が築くには、それなりの時間と努力が必要で、万人向けの打ち手ではありません。

 私がおススメするのは、自分の目的実現に対する構図に加えて、他者が推進している目的を実現するための構図を書き、重ね合わせることです。
 自分の目的実現で対立関係にあることが、他者の推進案件で、既に解決の打ち手が講じられている場合もあり、独力で動くよりも効果的にすることができるのです。
 3つか4つの目的について、構図を書き重ねると、対立関係になって実現できない理由が、他の案件で矛盾した理由を主張せざるを得ない状況を作ることも期待できます。

 自分の目的達成のために、他者の目的達成の手段を考える。
 この観点を盛り込むことができると、幅広い範囲を俯瞰するだけでなく、深さを持った考え方を身に付けられることが期待できるのです。
 ぜひ、周囲に目を向け、周囲の方々の目的を達成するために、どうしたらいいのかを考える時間を捻出してみてくださいませ。


 本日も最後まで読んで下さり、有難うございます。

構図を可視化する

2017-05-06 20:56:52 | 本のネタ
 昨日のブログで最善策の導き出し方をご紹介しました。目的が大きければ大きいほど、最善策というのは、複数の施策の組み合わせになります。施策が多くなればなるほど、登場人物(組織)が多くなり、関係が複雑化してくるとともに、一人一人の登場人物は、自分に関係がある施策以外に興味を持たなくなってしまうのです。その結果、視野が狭くなり、最善策全体を見渡すことなく、部品化(=手段が目的化)しまうのです。
 では、この状態を避けるにはどうしたらいいのか?それは、最善策を構成する全施策の登場人物を書き出し、関係性を一枚にまとめる(=構図化)のです。
 施策1では、AさんがBさんに●●をお願いする。という構図であれば、Aさん⇒Bさん(●●依頼)。施策2では、BさんがCさんと協力し、新たな仕事▲▲を実施するのであれば、Bさん⇔Cさん(▲▲新設)。という感じです。
 これを一枚にまとめておくと、自分が実施していることが、全体目的を果たす上でどういう意味合いのことをしているかが直感的に把握できるのです。
 自分の仕事を歯車化せず、目的を把握した仕事化することで、モチベーションが保てる可能性が高まります。言われたことをやる歯車では、モチベーションは高まりにくいですからね。

 全体が俯瞰できている人にとっては面倒に感じることであっても、歯車化してしまう人を減らすためにも、構図を書き上げ、まとめることをおススメします。意外と効果があるので。。。


 本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

現実的な方法の導き出し方

2017-05-05 20:45:04 | 本のネタ
 昨日のブログで、目的を果たすための理想的な方法の見つけ方をご紹介させていただきました。
 今日は、実現困難な理想解から、実現可能な現実解の導き出し方をご紹介します。

 大切なのは、現実世界に存在する数々の制約を知ることです。すべての制約を知ることは困難なので、理想解を実現することに関係する制約に絞って書き出すことにチャレンジしてみてください。
 主要経営資源と言われる、ヒト・モノ・カネに加え、時間という観点を加えると、主要な制約を書き出すことができるはずです。
 書き出した制約の中で、理想解を修正し、最善解を導き出すのです。

 この方法は、カーナビと同じ原理で、目的地と現在地を明確(文字化)し、カーナビ(脳)にインプットしているだけなのです。
 みなさんの脳は、カーナビよりも高性能なのです。ただ、多くの方は目的地と現在地を正確に把握(文字化)できていないのです。頭でわかったつもりになって、文字化していないだけなのです。
 一度、文字化してみると体感できることですが、わかったつもりになっていることは、他人が読んで理解できるようには文字化できないのです。

 つまり大切なのは、目的地(目的や課題設定)と現在地(現状の制約)をきちんと文字化し、その内容が全体俯瞰(本質)に足るものかを知ることなのです。
 この構図を理解し、自分より知恵のある人のサポートをもらい、徐々に精度をあげていけば、カーナビよりも高性能な”あなたの脳”が勝手に最善解を導き出してくれることでしょう!
 ぜひ、お試しあれ!


 本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

目的を果たす方法の見つけ方

2017-05-04 21:32:19 | 本のネタ
 昨日のブログで、適切に目的を設定する方法をご紹介させていただきました。
 今日は、どのように目的を果たすのかという、打ち手・施策の見つけ方をご紹介します。

 目的を果たすためのポイントは、今の自分の立場で考えないことです。自分が社長(もっと言えば、全知全能の神)だったとしたら、その目的を果たすためにどういうことをするのか。を考え抜くことにあります。この段階で、誰がやるのか、ということを考え出すと、本来の目的を果たすことより、現時点の体制でできることを模索する傾向が強くなりがちになってしまいます。

 私自身、何度も同じ過ち?を犯し、知恵のある人(=メンター)から叱責を受けた経験から導き出しました。メンターは私に対して
 『あなたが考えている方法は、目的を果たすために最適な方法なのかな?』
 と、この段階でも問いかけをしてくれたのです。

 ですので、一度、自分を全知全能の神だと思って、目的を果たすための方法を考え抜いてください。できれば、この時点で、再度、知恵のある人に相談されることをおススメします。
 仕事のこともプライベートのことも、どのように段取り/区切りを入れるかが体感できると、非常に効率的(無駄なく)進められることにつながるはずです。

 具体的な方法への展開は、また明日!


 本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。