心とほんとの会話屋さん

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命の断片である”時間”を通して気付いたこと

2013-10-09 19:59:30 | 本のネタ
 ここ2,3年で50冊以上の本を執筆している千田琢哉さんは、時間を命の断片であると表現しています。人間は必ず死にます。これは変えることができない事実です。とすれば、生きている時間に何をするかが、その人の人生そのものなので、時間が人生であり、命そのものであると表現することは納得感があり、重要性を理解してもらうためには適切な表現なので、ご紹介させていただきました。

 その命の断片を粗末にする行為の代表として、”遅刻”があります。どういうシチュエーションでも遅刻することは、相手の時間(=命)を奪う”殺人行為”と捉えることができます。
 私の周囲には、たくさんの遅刻常習者がいるので、自分の命を奪われないようにするためにいくつかの工夫をしています。待ち合わせ場所が会社以外の場合は、読書時間に変更できるように本を2冊常備しています。2冊持参するのは、その瞬間の感情に近い本を選択できるように幅を持たせております。さすがに、会社内の待ち合わせで読書するのは、相手を待っている空き時間とはいえ、周囲に違和感を与えるので、手帳に転記してある”本からの抜書き”を読み直したり、読書で見つけた言葉を読書ノートに転記する時間に変更しています。
 上記の対処策は、遅刻してきた人がいた場合の対応であり、相手が遅刻しないようにする工夫や、遅刻常習者と接点を持たないようにする工夫は別の観点で取り組んでいます。最初は、遅刻されることを嫌っていることを冷静に伝え、次回以降遅刻しないように相手に工夫を求めております。が、工夫を促しても遅刻が無くならない人は後を絶たないので、その方々とは必要最低限の接点しか持たないことで、感化されないようにしています。時間の使い方をはじめ、人間は一緒にいる人に感化されやすい動物ですので。みなさんも時間泥棒との付き合い方には工夫してみてくださいませ。


 明日は、質問家のマツダミヒロさんから教わった、”しつもん”を通して感じたことをご紹介予定です。