心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

親との時間の過ごし方・接し方

2013-10-14 19:50:23 | 本のネタ
 私の両親は、遠方(仙台)で健在です。両親と生活を共にしたのは、大学浪人をした19歳までで、大学から一人暮らしをし、社会人では親元から仕事にいくことはなく、気付けば40代後半。。。
 最近、読書やセミナーを通して、人間が生まれた以上避けることができないこととして、”死”があることを学びました。つまり私が先なのか、親が先なのかは分かりませんが、必ず親とは死別するのです(もちろん親以外の全ての人とも死別するのですが)。
 さて、いずれ死別するという事実を受け容れた結果、私が選択したのは、親と過ごせる時間をムダにしないということです。魔法のしつもんを流用して
 『どのようにしたら、親と過ごせる時間をムダにすることなく過ごせるのか?』
ということを自問自答してみました。私が導いた答えは
 『感謝の気持ちを伝える努力を怠らない=手紙や電話で感謝を伝える』
 『直接会える機会を見逃さない』
ことです。

 そんなことを考えていたところ、この連休に母親が横浜の実姉宅に遊びに来ていることを知り、即座に上記の考えを実行しました。横浜の実姉の家に会いに行くだけでなく、一晩、我が家に泊まってもらい先祖のお墓参りを一緒に過ごさせてもらいました。
 来年80歳になる母親は、自分自身の”死”を意識して生活しているためか、残された時間を後悔しにあように使おうとしているため、私との会話の密度も濃いものになりました。死を意識しつつも、母親の子どもたち(私の兄弟)への感謝だけでなく、孫たちへの感謝の言葉を語り続けていました。

 自分自身が80歳になったとき、自分の娘たちに同様の言葉を投げかける自信は、現時点では持つことができません。が、死を迎える心構えを学ばせてもらった母親に感謝の気持ちが湧いてきました。今後、自分自身の成長目標の一つに、死の心構えを我が子に伝えることを入れたいと思いました。
 みなさんも、身近な人とは永遠の関係でないことを意識し、感謝の気持ちを忘れずに時間を過ごしてくださいませ。



 明日は、人間の本能欲求の一つである”群居本能欲求”について、ご紹介予定です。