心とほんとの会話屋さん

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高齢化時代で大切になること(設備の老朽化)

2015-04-29 18:09:21 | 本のネタ
 GW初日、東北新幹線で停電事故が発生したニュースを見て、恐怖心を感じたのは、わたしだけでしょうか?

 便利な世の中で、時間通りに電車が来て、時間通りに目的地に移動でき、移動先から次なる手段で移動する。

 ごくごく当たり前と思って利用しているものが、利用できなくなったら、大きく生活に影響が出てしまうのです。

 数百年前には考えられなかったことでしょうね。

 これって、人間が制御できる範囲を大きく逸脱していることを意味していると感じるのは、視点がずれているのでしょうか?


 昨今、飛行機の墜落や電車の事故など、故障する前に発見することが望まれるものが見つけきれずに事故が発生していることが散見されます。

 穿った見方をすると、効率的な事業運営を追求するあまり、必要な整備・点検が簡素化されているのではないかと不安を感じます。

 簡素化されていないにしても、整備や点検が機械化されたため、数値化できない内容が検出できなくなっているとも考えられるでしょう。


 木材と会話して、建造物を創り上げる、宮大工が不在になったように、アナログな検査で異常を検知できる能力が落ちつつあるのは否めない状態です。

 これから設備が老朽化していく世の中において、事故が起きる前に、修繕や創り直しに踏み切れる考えを持ったリーダーが増えることを祈るばかりです。

 大切になるのは、利益至上主義でなく、安全重視・顧客提供価値最大化が求められるのでしょうね。


 果たして、自分の周囲に、利益至上主義以外の企業が、どのくらい存在するのでしょうか。

 自分の身の置き方を再考することにします。


 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。