前回の投稿で、
「相手の言動や周囲の環境などの出来事(=事実)を
どのように捉えたがが、芽生えてくる感情を生み出す」
とお伝えさせていただいたので、
続きを書かせていただきます。
今日の東京地方は、時折、雨足が強くなる雨模様。
もし、楽しみにしていたディズニーランドに行くとしたら
「あぁ~あ、楽しみにしていたのに雨、、、残念」
と落胆される方が多いことでしょう。
ただ、少数かも知れませんが
「雨のおかげでいつもより空いていてラッキー!嬉しい」や
「雨限定のショーが見れてツイてる!」
という感情を抱かれる方がいるのも事実なのです。
ここで何が言いたいか。
それは、
「ディズニーランドに行く日に雨が降っている」
という現象(=事実)は同じでも、
落胆した感情を抱く人もいれば、
嬉しいという感情を抱く人もいる。
その違いは、誰にも変えることが出来ない事実を
どのように受け止めるかという、
「受け止め方」
にあるのです。
私が15年前にうつ病を患った時、
仕事でもプライベートでも
「悶々としたスッキリしない感情」
「嬉しい感情を抱かせてくれない周囲への苛立ち」
を感じていました。
うつ病闘病仲間同士で
各自がネガティブな感情を抱いた出来事を共有し合うワークを通して気づいたのは、
私がネガティブな感情を抱く出来事に対して、
他のうつ病患者は、違う受け取り方をすることができ
私ほどネガティブな感情を抱かずに過ごせているということ。
同じうつ病を患っている患者なのに、
人それぞれ、ネガティブな感情や悩みの抱き方が異なるのです。
このことに気づいてから、
自分がネガティブな感情を抱いた時、
どういう出来事に対して、
どういう受け止め方をしているのかを振り返るように心がけ、
徐々に、徐々にネガティブな感情に溺れる機会を減らすことができてきたのです。
うつ病を患った私にもできたことなので、
きっかけがつかめれば、
きっとあなたにも出来るのではないかと思い
ご紹介させていただいた次第です。
まずは、このことが頭で理解できるだけでもいいです。
少しずつ、あなたが抱えているネガティブな感情が芽生える仕組みに気づき
少しずつ、その仕組みを変えていくきっかけになれば嬉しいです♥
本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます