先月、遠方で勤務する娘が彼氏さんと一緒に遊びに来てくれました
我が家で夫と娘と彼氏さんと私、楽しい時を過ごし、照れ屋の息子も自室から出てきて、彼氏さんと笑顔で挨拶することができました
娘と彼氏さんと三人で母の病院に向かいました
「おばあちゃ~~ん!」
「あらぁ~~〇〇〇!」
と、再会を喜ぶ母と娘
お若い彼氏さんには、高齢で末期がんで認知症で耳が遠くて初対面の母との面談はしんどくないかな?と心配していましたが、とんでもなかったです
彼氏さんは、ずずいっと娘と母の間に入り自己紹介
大きな声で、笑顔で、わかりやすく話しかけてくれました
日頃ぼんやりすることも多くなってきた母ですが、この日は何かに目覚めたように目が輝き
「いったいどうやって出会ったのー??」
「結婚するのー??」
と初対面の彼氏さんに直球過ぎる質問攻め(笑)
親の私たちも聞いていないような問いをばんばん二人に投げかけていきます
認知症の影響で遠慮がなくなって、あけすけな質問をするようになったのか、自分の病状を踏まえ、今聞いておかないと後がない、という気持ちになったのか、わかりませんが
ひやひやしながら聞いている私の前で、彼氏さんは終始明るく、楽しく母と話をしてくれました
そして「結婚したいと思っています」と、笑顔で母に伝えてくれました
偶然にも彼氏さんと母の故郷が近く、話の花が咲き乱れていました
病院を出て、楽しそうに帰途につく二人を見送り、初対面で彼氏さんの気持ちを聞けたのも、母のおかげかな、と(笑)
母に明るく語りかけてくれる人が増えて、その方が将来家族になる方かもしれなくて
じんわりとあたたまってくる心
ありがとう