笑顔

避難地区では、まだまだ家族を求めてさまよっているワンがいます。
各地の愛護団体の方が、一生懸命ワンの命を助けようと頑張っていますね。


ご飯を配っても、食べていないワンが多いとか・・・
リードを離しても家から離れず、帰らない家族を待っているそうです。
お腹が空いたことよりも、家族が帰らない悲しみの方が強いんでしょうね。
そして、人間の姿を見つけて一生懸命近寄って命つきたワンも・・・



どうして自分を置いて家族が居なくなったのか・・・
どうして誰も帰って来ないのか・・・
何か悪いことをしたんだろうか・・・



そんなことを思いながら、何日も過ごしているかもしれません。
人間も、そしてワン達も平和な生活が一変したんですね。
そう思うと、とてもせつない気持ちになります。
























　




　














こうしてチビ達の嬉しそうな笑顔を見られることに感謝します。
そして、一緒に走っていられることに感謝します。
これからも、ずっと一緒だよ。




避難せずに酪農を営んでいる方が話していました。

牧草は食べさせられないので、蓄えていた草を少しづつ与えているが、
牛は自分の身を犠牲にしてまでも、お乳を出している。
そうして出しているお乳は売り物にならないので全て捨てなければならない。
それでも搾乳しなければならない・・・
自分達の生活を助けてくれた牛、家族と同じように大切に育てた牛が
どんどん痩せていく・・・
これからどうしていったらいいのかわからない。

ほんとうに、どうにかならないのでしょうか・・・
何かできることは無いのでしょうか・・・







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