思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

化粧の効果

2005年10月24日 | Weblog
今日は電車の中で化粧しているバアサンを見ました。

大阪には環状線という電車があります。東京の山手線みたいなもので大阪の中心部をグルグル回っています。
夕方6時頃、私が大阪駅から乗って立っている真前の席に、バアサンが座っておりました。
手入れしてない髪の毛は頭にへばりついて、もう何日も洗髪してない風情です。

突然大きな布製のバッグをかき回して小さな化粧バッグを取り出して化粧を始めました。
今日の電車は、最寄り駅の人身事故で間引き運転のため大変な混雑です。
そんなことは一切意に介さず、まずファウンデーションを顔中に塗りたくっています。
次は頬紅のようなものをブラシでほっぺに塗ります。
 つぎ、眉の下になんかを塗ってます。
 つぎ、眉毛を書いてます。
 つぎ、リップクリームを唇に塗ってます。
 つぎ、赤い口紅を描いてます。
 つぎ、口紅のうえに更に何かをチョンチョンとつけました。

この間10分もかかりません。
実に手馴れたスピードです。
最後にクシャクシャの洋服の襟を直しておりました。
多分毎日の日課になっているのでしょう。

私は京橋で下車しましたが、彼女に関しては化粧の効果は殆ど感じられませんでした。
単なる習慣として、いつも電車の中でスピーディに化粧しているのでしょう。
時間的には、夜のお仕事かといえばそうではない、とても勤まりません。
じゃこんな時間に電車で化粧するバアサンは何してる人なのか、暫く考えましたが思い当たりませんでした。
都会の片隅ではいろんなことをして生きている人がたくさんおります。


フーガの部分

2005年10月24日 | Weblog
今日は「1万人の第9」の練習日。
今日からは楽譜を見ないで練習してもらいますと言ってた。

Seid umschluungen…から始まるフーガの部分がどうしてもついていけない。
周りの他のパートのメロディーに惑わされるし、途中でどこを歌っているのかも分からなくなる頼りなさ。
フーガだから自分のパートを独立して他のパートを聞きながら歌えなければならない。
去年も散々練習したのに相変わらずダメだね。

今年も佐渡裕さんの指揮だ。
終章は相変わらずの猛スピードの指揮らしい。
もう少しゆっくりと要望しているらしいが、今年もハイテンションで汗にまみれながらの日本一の猛スピードの指揮になるだろうとのこと。
早口言葉の練習をして口がチャンと回るように訓練することを宿題にされている。

  青パジャマ赤パジャマ茶バジャマ黄パジャマ

これを猛スピードで言えるようにすること。
これ以外も3つくらいあった。
無理だ~。

迷惑じじい

2005年10月24日 | Weblog
女房から迷惑な爺さんの話を聞かされた。
迷惑がられながらも人恋しい爺さんのことを思うと何か哀れでもあり同情したくもなる。

先日の日曜日、女房がカラオケグループの反省会に出席した時のこと。
料理屋の2階で30人ほどが参加したらしい。
昼食をとり少し酒も入り、備え付けのカラオケで歌ったりしたという。

その爺さん、昔会社のお偉いさんだったタイプであまり喋らない。
苦虫顔のじいさんとか。
最後の最後に自分も歌いたいと言い出して、拍手されて2,3曲歌って後は上機嫌だったとか。

問題が起きたのは会が終わっての帰り際、爺さん階段を転がり落ちて顔を切ったらしく鼻時は出すわ顔中血だらけ、皆びっくりして救急車を呼んだ。
ところが爺さん自分でお絞りとかティッシュで一生懸命血を拭きながら、救急車はイランと強行に拒絶する。
救急車も本人が嫌がってるんだから仕様がありません、といって帰ってしまった。
本人も一人で帰るから大丈夫といって聞かない。
しかし、階段を転げ落ちて顔を打っているので放って置く訳には行かない。
打ち所が悪ければ大変なことになる。

近くに休日診療している病院があったので女房と会を主催した何人かが付き添っていって診察してもらった。
終わるまで1時間半ほど、ずっと連れ添っていたという。
診察費用も会の主催者が全部払ってあげて、爺さんは自分で支払いする意思は示さなかったとか。
爺さんは顔に大きなガーゼを貼り付けて「楽しかった~」といって帰って行ったそうです。

女房は「いい年こいて全然できとらん」と怒ってました。
社会生活に適合できてないダメ男の見本ですかね。
人に迷惑かけた意識は希薄だった様子。