思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

骨壷

2007年09月11日 | Weblog
今日の講演での挿話。
講師は、毎日新聞客員編集委員。

電車に置き忘れるもののひとつに「骨壷」がある。
いずれもおびただしい数に登るそうで、わざと置いていったとしか思えない、と職員が言っているらしい。
持って帰っても家には仏壇も無い・葬る墓も無いし処理に困る、捨てるわけにも行かないし電車内に置いていこう、ということになるのだろうか。

最近はお墓を守る人もどんどん減っていっているらしい。
核家族化・少子化が更に拍車をかけるだろう。
葬式も最近は無駄な費用と考える傾向が強くなっているという。

極端な例では、病院で死亡したら「焼き場」に直行というケースも増えているとか。
お葬式を省略してしまうのだ。

それをどのように感じるかは人それぞれだが、私自身の死に関して言えば「お好きなように」というしかない。
お葬式もやってもやらなくともいいし、お墓も無くともかまわない。
骨壷を電車に置き忘れてもらっても結構。
死は「無」だから、死後のことには一切関知しない。
遺言もしないだろうと思う。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
散骨希望です (パトラ)
2007-09-12 22:47:41
息子に伝えております。
これからは、散骨は悪くない方法だと思います。

ブログを再開致しました。
これからも、よろしくお願いします。

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自己満足 (本人)
2007-09-12 23:51:46
インドには「お墓」の習慣がないと聞いたことを思い出しました。
お墓は生き残った人の一時的な自己満足ともいえるかもしれませんね。
死者の記憶をとどめているんだよ、と。
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私も (comet)
2007-09-13 00:35:28
海に散骨して欲しいこと、高度治療はいらないこと、家族と時間を共有できた感謝を元気な5年前に書いてあるんですよ~ 

もともと自然治癒力を信じている考え方なので、延命よりも自然に任せて欲しいと思っています。

今のところ書き直してませんが、死が近づいたら、出来る限り長生きできるようにして~ と書き直してるかも知れません。へへ

皆さんそれぞれブログをお持ちのようですが、どこにあるんでしょうか?
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夜も更けました (本人)
2007-09-13 01:12:51
5年前に遺言状を書いた?
どういう心境だったのでしょうか、意味深ですね。

cometって、彗星のことだったんですね。
何となくわかる。

ブログがどこにあるかって?
その気になれば探せますよ。
チャレンジしてみてください。
何事も強く望めば叶うというではありませんか。
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焼き場直行 (てんてん)
2007-09-13 11:06:44
2005年11月に若い社員が癌で亡くなりました。
当時親にも勘当され奥様とも一ヶ月前離婚し何方も死後の事をやってくれる人はないと言われ私達は社員だけでお葬式をしました。
その時の記事はブログで紹介しましたが彼は死の直前「病院から焼き場に直行」は寂しいと言い残しました。
私達は葬祭場の方にお願いして彼の遺言を叶え心のこもったお葬式を致しました。

その当時死期が迫った彼に何をしてあげたらいいのか迷いブログ上で多くの方に問いたいと思いましたがやめました。
その彼の三回忌が今年です
あの頃から私の主人も死を予期していたと思います。
でも「死」は矢張り「無」ですよね。
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ごめんなさい (本人)
2007-09-13 12:06:30
てんてんさんのように身近にいた人が亡くなられた実体験をされた方には何もいえません。
私の頭の中だけで描いた死の感じ方は、いくら書いても空虚な感じがいたします。
私も死ぬときは泣き叫んで、我侭放題の遺言を残して死ぬかもしれません。

たとえば「成層圏の高さで散骨せよ、偏西風に乗って世界中を駆け巡りたい」なんて。
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