思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

族議員

2005年12月13日 | Weblog
今回の建築業界の耐震構造計算書の捏造問題は多分根が深い。
おそらくは氷山の一角であって、業界では建築費用の節減のために多くのごまかしがまかり通っているように思う。

構造計算書は現実には人手不足のため殆どチェックされていない。
深く探れば似たような問題が続々と湧き上がってくるだろう。
関連の族議員に対しては業界からは、早くこの問題を打ち切ってくれ~と圧力が強まっているに違いない。
姉歯だけにしてこの問題早く終わらしてくれ、ということになっているだろう。

土木建築業界から自民党への献金は多い。
政府も業界からの圧力に屈してはいけない。

地震国日本、将来の大地震での死者数は今後の政府の対応の仕方で大きく左右される。
人命第一の対策を採って欲しいものだ。
古代ハンムラビ法典では建物の倒壊で死者が出た場合、その家を建てた大工は死刑にするとうたってあるそうだ。

ところで我がマンションは疑いすら抱いていないが、大丈夫?
間取りが広いわりに安く買えた人、すこし疑ってかかるほうがいいよ。
ヒッヒッヒ。

敬虔なクリスチャン

2005年12月13日 | Weblog
「ブッシュ妄言録(世界一危険なバカ)」という本を大分前に読んでしまった。
そのためかブッシュ大統領がヘリコプターから降りて手を振りながら歩く姿を見るにつけ、あのアホが、と思ってしまう。

フランスのシラク大統領なんかは、あまりのアホさ加減にあきれているようだ。
笑顔は底抜けに明るいアメリカ人だが、おっちょこちょいに見えてしようが無い。
そんな人が何で大国アメリカの大統領になれるのか。
ひょっとしたら影で操る人にとってはアホのほうが都合がいいのかもしれない。

今回のイラク戦争ではイラクの民間人の死者は3万人程度だろうと発言している。
アメリカ兵の死者は2000人強だそうだ。
罪も無い民間人がこんなにも多く犠牲になっている。
イラク戦争の大義が崩れて問題になっているが、大統領をそそのかして戦争で儲けたのはアメリカ石油資本と兵器産業、それに復興事業の多くを握るアメリカ資本だ。

ブッシュ大統領は、若い頃飲酒癖の強い酔っ払いだった。
悔い改めて敬虔なクリスチャンになった。
敬虔なクリスチャンが3万人もの民間人を殺戮したことになるが、「汝殺すなかれ」という教えではなかったのか。
敬虔なクリスチャンは選挙のための隠れ蓑に過ぎないのか。

でも何となく憎めない道化である。
憐れでさえある。

そんなに邪魔か

2005年12月13日 | Weblog
「今日は床屋に行ってくる」といったら女房が
「私が家にいるときに行って」といって出かけた。

一人で家で過ごせる時間が減ったのが不満らしい。
自分が外出している時は家にいてもいいが、外出するなら自分が家にいるときに外出してくれという。
私が働いていた頃は毎日が自分ひとり何をしようが自由な日々だった訳だ。
掃除もせんと。

私が家にいると、私に邪魔されるためにやりたいことが出来なくなるとぬかしてる。
一体何をやってるんだ。

食卓テーブルに書類を広げまくって書類の整理と称している。
朗読の発声練習を延々とやる。
他人の朗読テープを聴きまくる。
覚えたい歌を繰り返し聞きまくる、歌いまくる。
テレビ番組のビデオを見まくる。

こっちも同じことを言いたい。
俺の居ない時にやってくれ~。

思いつめる怖さ

2005年12月12日 | Weblog
1人の女子小学生を、自分のやること全てに邪魔をしている、排除しないと自分の人生が駄目になってしまうと思い込んで、大学生が計画的に殺害した、という恐るべき事件。

信じられない。
思い込みは精神異常に発展するのだろう。
対人関係における思い込みは怖い。

定年離婚なんてのも思い込みが裏切られる最たるものだ。
家族のためにいろんなことを犠牲にして働いて働いて、感謝されていると思っていた女房に定年の日に離婚を突きつけられる。
感謝されるどころか、妻は嫌悪と苦痛を我慢に我慢を重ねて子供のために辛抱していたのだった、なんてことになる。

スナックのままにチヤホヤされてその気になって通いつめていたら、ブログでボロクソに書かれていたなんてのは、まあ可愛いほうだ。

特に対人関係では、自分を冷静に見る目を養っておかないとエライ目を見ることがある。
思いつめた時は、自分は本当に間違ってないのか、あらん限りの理性を総動員して判断する必要がある。
過去の経験でも自分の単なる思い込みだった例が山ほどある。

コンピューターシステム

2005年12月12日 | Weblog
最近、コンピューターソフトに絡むミスが方々で起こっている。

株取引に絡む不具合。
列車の速度制御に絡む不具合。
建築における構造計算書のソフトの偽造に絡む人為的な捏造。

コンピューターは指令どおりに動いてくれるが、間違った指令に対しても忠実に従う。
航空機もコンピューターの塊みたいなものだ。
殆ど自動制御されていてパイロットは離着陸時以外はあまり手をかけないでいいらしい。

コンピューターは不測の事態に対応する力が弱いみたいだ。
システムを作るのは人間であり、人間は不測の事態を読み切ることが出来ないからだ。

そう考えてくると、我々の身の回りは殆どコンピューター制御された電気製品で溢れている。
危険といえば危険極まりない。

乗用車も交通信号も。
ブレーキが突然利かなくなったり、交差点で両方の信号とも青にならないと断言できるだろうか。

株取引も僅か15分のミスで400億円もの損失を生み出したりする。
命に関わるコンピューターミスも発生しないとは誰もいえない。
エレベーターだってミスで50階から急降下しないと断言できるのだろうか。
乗るときにふとそういう不安に取り憑かれたりする。
コンピューターに絡む事故がもっと多発しないのが不思議に思えたりする。

朝刊

2005年12月12日 | Weblog
朝起きて食卓テーブルの朝刊を読もうと思ったら、第一面の紙面の下のほうが切り抜かれている。
ちくしょう、と思って切り抜いた部分を探したらテーブルの隅に置いてある。
勝手に切り抜きやがって、と思いながら切り抜かれた部分を読んだ。
あまり大したことは書いてない。

「何で勝手に切り取るんだ!」と叫んだら
「それ、昨日の朝刊よ、まだ読むの?」

げっ、今日は朝刊休みだった。

「朝刊休みの日は、いつも同じことを言うね」
とまた同じ皮肉を言われた。

生きてる世界

2005年12月11日 | Weblog
昨日は久しぶりにふらりと飲みに出ました。
止まり木にちょこんと座ります。
店に入るなり、「真冬のダウン着てどうしたん、あれ、髪型変えたね」とかいろいろと野次が飛びます。

左側にはバツ2の四十代の目下独身女が妻子もちの彼氏を連れて座っている。
職を転々としていて現在は某百貨店のパートやってる様子。
1年前に離婚後に店に現れたときは、顔色悪くガリガリに痩せてたけど最近は顔色もよくなった。
働いたお金は殆どこの店につぎ込んでるかも。

右側には3人連れのお母さん達、キャーキャーと話に弾んでいる。
子供がサッカーチームに所属しているらしい。
歌ってる歌も少女時代に覚えたような歌が多い。
3人とも子育て一段落の40代だ。

左のバツ2と話しているうちに、彼女は右側の3人連れを指して
「自分と彼女等は生きてる世界が違うよ」
といった。

同じ価値観は共有できないということなのでしょうか。
バツ2は子供いないし、1万円の安アパートに住み、職も転々として、先の見通しの無い八方破れの人生を過ごしています。

私は、どちらの価値観も理解できるような気がするのです。
住んでる世界が違うとも思いません。
人生のチョッとした転換点での選択によってどのようにでも変わりうる訳ですから。
子育て一段落の3人組にしたって、人知れないストレスとか悩みがあって僅かこの瞬間に発散しているだけかもしれません。

この店珍しく混んできて12名ほどの客、それで満タンです。
酒場はいろんな人生が寄り集まってきて楽しいです。

気のせいか

2005年12月09日 | Weblog
このところ嫌な事件が続いている。
特に女の子を持つ親は心配続きだと思う。

気のせいかも知れないが小さい女の子を連れている母親の目は、男一般に対して警戒の目で見ているような気がする。
そんな親子のそばには近寄りたくない感じがする。

近所を散歩するのもはばかられる。
直ぐ近くには公園があるが、おっさんが一人歩いていると変な目で見られそうだ。
なんとも寂しい世相である。

モニターカメラ

2005年12月09日 | Weblog
マンションのエレベーターの中に落書きをする人がおったことから、エレベーターにモニターカメラを設置しています。
管理人質にモニター用のテレビ画面があり常時映像が写ります。
そして四六時中映像を保存する訳です。

時々モニターされいることを忘れます。
一人でエレベーター内にいるときに人に見られたくないふざけた格好をしたりして、全部記録されていることに気づいて、「ヤバッ!」と思ったりすることがあります。
従ってエレベーター内でも一切プライバシーは無い訳です。
監視されているのは嫌ですね。

日本も近い将来には、ロンドンのように街のいたるところにモニターカメラが設置されて個人の行動が全てモニターされる嫌な時代が来るかもしれません。

先日、女房と外出する時に管理人質に用事あるとのことで女房は先に出ました。
私は一足送れて一人でエレベーターに乗りました。
外は冷たい冬の雨、寒々とした空間、エレベーターの正面のガラスにぼんやりと自分の映像が映ります。
何となく後ろに人がいるような気配、気のせいです。
乗るときは誰もおりませんでした。
途中の階4階で一度止まり、ドアが開きましたが誰もいません。
待っていた誰かがドアスイッチを押した後気が変わって歩いて下りたかなんかなのでしょう。

エレベーターを出ると女房は管理人質の前で管理人と話しながら例のモニターテレビを見ていました。
多分私が一人で乗り込んで降りるまでを見ていたのでしょう。

そして2人で歩き出しながら
「今あなたとエレベーターに乗っていて途中で降りた女の人、確か○○さんに見えたけど、そうだったよね。だけど夏服だったよ」と言う。

まさか、背筋が凍る思いとはこのことです。
女房は、○○さんはこの夏に遠くに越して行ったのを忘れているのです。

女房には
「さあ、気づかなかったけど」
とあいまいに答えておきました。
カメラは人の目には見えないものまで捕らえるようです。
エレベーターは幽霊も利用するのでしょうか。











後半のくだりは作り話ですよ、勿論。

三国連太郎

2005年12月08日 | Weblog
今日テレビに出てた三国連太郎、83歳だって。
多分気難しい男だと思うが、まだ若さがあっていいなあと思う。
謙虚さの中に傲慢も見え隠れして扱いの難しい男。
職人気質を愛する男。

気に入らない映画に出ることは無かったという。
出演作品も少ないらしい。
好き勝手に生きてきた様子。

「釣りバカ日誌」のいい加減社長を地でいくような男。
洋服は全部イタリア仕立てだって、ふん。
けっこうキザな男だな。

機嫌を損ねたら、無口になるタイプだな。
結構女泣かしたんだろうな。あの顔して。

憎めない面があるよな。