金魚cafe

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GWに読んだ本

2018-05-04 00:11:07 | 読んだ本
GWも後半に入ったそうですが、私はカレンダー通りなので地元をウロウロして過ごしております。

遠くまでお出かけしないので図書館に本を借りに行きましたら読みたかった本が3冊並んでました。^^

これはラッキーと読み始めるとちょっと寝不足に。(^▽^;)

読んだ本は「戦う君の唄を」、「フォークロアの鍵」、「上流階級富久丸百貨店外商部Ⅱ」の3冊。

まずは「戦う君の唄を」から。

中山七里著 朝日新聞出版。

最後まで気の抜けないどんでん返しの名手(私が自分でそう思ってるわけです。)中山センセー。

読み始めは本当にのどかなかんじで埼玉県秩父郡神室町にある私立幼稚園に新任として来た喜多嶋凛。

明るく、曲がったことは大嫌い、たとえそれが上司であろうと先輩であろうとおかしいことはおかしいと気持ちいいほどはっきりと言います。

子供たちが好き、先生という仕事にやりがいを持ち前向きな彼女。

やんちゃな園児、なんでもクレームを入れたがる父兄、運動会は全員手をつないでゴールしようとか学芸会で全員主役にしろとか今いろいろ言われてますね。

凛先生は子供にとって何が必要かということを考え、父兄、同僚、上司とぶつかり合いながらも解決していきます。

あれ中山センセーどんでん返しやめて教育問題について書くのかなと。

やっぱり中山センセーは中山センセーなのでした。

なぜ父兄がそこまで言いたい放題なのかは15年前に園児の殺人事件があり加害者がこの園の送迎バスの運転手だったためでした。

15年たつとその事件も風化され忘れられつつになりそうだったのが園内の小さな事件でまた表に出てくることに。

ここで登場するのが中山七里といえば検挙率100%の渡瀬警部。

彼が登場するということはまだ何か起こるのか。

罪を犯した人は一生許されないのか?永遠の問題ですね。

もう一人の中山七里のダーティヒーローを思いだしました。

題名の「戦う君の唄を」というのは中島みゆきさんの歌からつけたそうです。

2冊目の感想はまた次回に。