6時半前に家を出た。 とても寒い朝だった。
育成会の子供たちによる、神社の落ち葉拾いの指導だ。 これも氏子総代の仕事の一つ。
僕より少し遅れ息子たちが到着する。
とても長すぎる竹ボウキや、とても大きすぎるチリトリを抱え息子たちが神社を綺麗にしてくれた。 大人の利権が交錯する祭りよりもこういう仕事の方が、地域に密着していて楽しいと思ってしまった。
朝食後、妻と子供達は合気道教室へ。 僕は来週の注連縄作りの買出しへ総代仲間と出かける。
帰宅後昼飯の準備を済ませ、楽器の練習をした。 家で楽譜をさらっておかなければ、まともに吹けない。 初見能力も体力も、本当に落ちてしまったものだな、と実感してしまった。 あの頃だったら ・ ・ ・ などと思っても仕方がないもんね。
合気道から帰ってきた息子が、自慢げに昇級の証を見せてくれた。 野球と違い合気道とピアノは本当に楽しいらしい。 ただし、ピアノに限っては僕のシゴキでたまに半ベソかくこともあるけれど。
夕方から久しぶりの胡麻切りを打った。 新蕎麦に胡麻を混入し、一寸大目の加水で捏ねる。 先日やっとマスターした菊練りとヘソだしを終え、一心に延す。 と言いたいところだが、粉まみれの手で息子のピアノの指導をするのでこれがなかなか進まない。
お義父さんの畑から抜いてきたばかりの立派な長ネギと、叩いて柔らかくした鶏肉で、少し甘めの盛り汁を作った。 しかし汁の胡麻油のせいで、胡麻切りの風味は全く分かりませんでした ・ ・ ・
明日は、息子の苦手な海老と卵で美味しい夕飯を作ってやる。
ひっくん、覚悟しておけよ!!