月刊誌「致知」20023年」5月号「不惜身命 但惜身命」からの学び その2
元気が出る言葉をもらった。
まずは、田中真澄氏の「人生百年時代を生きる」から
「人生は六十歳からが勝負という新たな人生観のもとに、後半の人生で自分に懸けるという挑戦をしていけばいいのです。次の二つの考え方を身につけて新たな行動に踏み切ることです。」
「一つ目は、「人間の能力開発はいつからでもスタートできる」と知ることです。私たちは何かを始める場合、歳をとってからではもう遅いと考えがちです。しかし、現在では世界の加齢研究に携わる専門家によって、人間の能力は年齢に関係なく伸び続けていくことが科学的に証明されています。」
「二つ目は、仕事においては、俺もこれもと欲張らず、身の丈に合った地道な生き方、すなわち「少欲知足」の精神を抱き、「一点集中・コツコツコツコツ」「目立たず・無理せず・背伸びせず」の生き方を選ぶことです。」
田中氏の連載は、いつも勇気をくれる。
次は、日本協会十七代会長の平田冨峰(ひらたふほう)氏の「武士道精神の伝承に、我が命を燃やす」から
「私は59歳で警視庁を定年退職した後、刑事として働きながらもずっと稽古を続けてきた剣道で、最高位の「八段」になろうと新たな目標を定めました。そして都内十ヶ所の道場に武道具をおき「死に物狂いになれば何でもできる」の気概で猛稽古を続けたんですね。結果、十二回目の挑戦で、六十六歳にして八段の審査に合格することができたんです。」
素晴らしい。五十九才からの最高位挑戦、猛稽古である。
私は今ブラジリアン柔術をしており、青帯である。今は五十六歳であるが、平田氏のように挑戦して黒帯を取りたい。
(ちなみにブラジリアン柔術の帯は、白→青→紫→茶→黒の順に昇格していく。)
平田氏の夢も面白い。
「実は、日本の神々が最初に作った淡路島に土地を購入し、日本人の理想郷「侍ランド」を創ろうと思っているんです。そこに定年を迎えた剣道好きの人間を集めて、地域の子どもたち、さらには海外からも武道に関心のある方々に来ていただいて、皆で日本の歴史、文化伝統、武士道精神を学び合い伝承していこうと。私に老後はありません。臨終引退の心算で、日本の明るい未来のために生かされたこの命を完全燃焼し、輝かせていく思いです。」
私も同じような夢を持っているので、平田氏の「侍ランド」に行ってみたい。
私の夢は、食育と家庭教育と運動教室である。
親子で農業体験をしてもらう機会、自然農法で育てた野菜やお米で料理教室、味噌や甘酒作りをする機会を作りたい。
また、器械運動、水泳やブラジリアン柔術の運動教室も開きたいと考えている。
あわせて、日本の歴史や文化伝統を学ぶ教室も開きたい。
三重県では、平田市が目指している「侍ランド」のような「熊野飛鳥むすびの里」があおるそうだ。そこにも行ってみたい。
やりたいことがたくさんある。
すでに行なっている先輩方もたくさんいる。
嬉しい。
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