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学級づくりを進める上で、身に付けさせるべきマナーは・・・聴く

2020年11月12日 | 学級経営
 以前、担任が出張のため、ある学級の帰りの会に行ったことがある。

 半数の子が、司会の子の言うことを聞いていないのである。

 手遊びするか、不規則な発言を大きな声でしているかである。

 聴く態度がよい子をほめたり、発言した子の話の内容を聞き返したりしながら、話を聞くようにした。

 ほんの10分間くらいだったが、しんどかった。

 「友達の発言を聴く」

 「人が発言しているときはしゃべらない(邪魔をしない)」

 という指導が徹底されているだけでも、ずいぶん落ち着いた学級になるんだけどなあ。

 と感じながら、その学級を後にした。



 そういえば、4月の学級開きの際に、最も重視していたのが、「聴く」だったなあ。

 教師の話を必ず聞かせるのである。

 長々とは話さない。短く話す。

 ただ、聴いているかを確かめながら、話す。

 聞いていたかどうかの確認のために、「幾つ話しましたか」「何を話しましたか」と聞くこともあった。



 学級づくりを進める上で、身に付けさせるべきマナーは、まず「友達の発言を聴く」であろう。
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