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「高田四原則」は、どの教科でも当てはまる

2012年03月20日 | 授業づくり

  体育の研究と実践を続けていた自分であるが、平成23年度は、体育の授業はしなかった。
 算数の少人数指導担当になったからである。4年生以上の算数である。

 

 ただ、算数の授業をしながら、体育で学んだことがとても役に立った。

 

  例えば、次のような指導のポイントである。

 

○ 教師の言葉を削る。(指示・説明の時間は10~15秒以内)
○ 教師の立ち位置を考える。(全員に視線を配る)
○ 指示の説明をして作業・思考をさせる。
○ 道具の使い方を教え、徹底して指導する。
  (体育なら跳び箱やマットの扱い方、算数なら教科書やノートの扱い方)
○ ほめる。(できなければ、アドバイスをして、できるようにさせてほめる。)

 

  等々、たくさんのポイントが算数の授業でも同じである。

 

  さらに、根本において同じだと感じるのは、よい授業のポイントである。

   体育では、有名な「高田四原則」がある。よい体育授業に見られる4つの原則をまとめたものである。

 

 これは、算数でも同じであった。 

 

  よい体育授業(高田四原則)
・ 精一杯運動させてくれた授業
・ 技や力を伸ばしてくれた授業
・ 友人と仲良くさせてくれた授業
・ 何かを新しく発見させてくれた授業

よい算数授業
・ 精一杯考えさせてくれた授業
・ 計算力や思考力、表現力等を伸ばしてくれた授業
・ 友人と仲良くさせてくれた授業
・ 何かを新しく発見させてくれた授業

 

算数の授業をしながらも、高田四原則を意識して授業をしているところである。

 おそらく、算数に限らず、どの授業においても同じではないだろうか。

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