報恩寺で
長谷宇津木で
昨日今日と続けて長谷へ入った。昨日はお客さんのところへ予定の時間に立ち寄ったのだが、お客さんに急用があって会えなかった。今日、諏訪まで足を延ばして用事を済ませた後、電話をしてみると今日の午後は大丈夫だと言う。そこで再び長谷へ向かったのだが、午後までには少し時間があったため、宇津木まで足を延ばして時間調整をした。今、長谷は紅葉の時期である。
宇津木については、2年前に宇津木薬師の西国三十三番観音で触れた。杉島へ行く道を右に折れて細い山道を上って行くと宇津木の集落がある。廃屋ばかり目立つが、その中に手を入れられた家が何軒があって、定住者が今も何人かいらっしゃる。おそらく元々の住民は皆無だと思うが。この道の行き止まり(実際はさらに奥まで道は繋がっているが、現状ではここまでだろう)に報恩寺があり、本堂の隣に薬師堂がある。その薬師堂の前に西国三十三番の石仏がずらっと並んでいるのだが、その真ん中にイチョウの大木がある。そのイチョウがちょうど黄葉している。桜の木があることは認識していたが、よく見れば西国三十三番のど真ん中に生えていたのはイチョウだった。したがってこの黄葉を目指して行ったわけではないのだが、黄葉していてラッキーだった。とはいえ、今日はコンデジしか持ち合わせていなかったのと、そもそも午前中そのコンデジで写真を撮ろうとしたらメモリーカートが入っていなかった。写真を撮るのを諦めようとも思ったが、近くにホームセンターがあったので、悩んだ末に安いメモリーカードを買った。そのお陰で、この写真も撮れたというわけだ。
イチョウの色づきを撮った後、下り始めると廃屋の庭にいい感じに紅葉が色づいていた。イメージ通りには撮影できなかったが、雰囲気だけは納めて、お客さんのところへ向かった。