〝まさか〟の展開になっている。先ごろ「回帰」を記したが、それから1か月、この日記を11月の末に記したことにしようとしているから、半月もしないうちに、「回帰しても、昨年までのように日記が空白になることはないと思う」は嘘になってしまった。この日記は12月13日の未明に記している。前述したように空白をなくすためのこと。ところが空白が半月にもなってくると、それを埋めようとするには、よほど時間的余裕がないと難しくなってくる。さすがにこういうことを日記に記すことは初めてかもしれない。ようは今日は〇〇日だが、前月の〇〇日の日記を書いている、などということは。果たして空白をなくすことができるかどうかは、わからない。
その理由はやはり「生業」だろう。ずるずると中途半端に未解決な事項が送られてきて、結局これまでと同じことを繰り返している。定年になって「楽になるはず」が大きな誤算だった。そもそも負債を抱えて定年なんてありえないのに、わたしにはその負債がある。それも複数。自ら招いたことだが、信頼関係の上に背負った負債だから、この負債は絶対今年度のうちに処理しなければならない。年明け後はその負債を処理しなければならないが、ずるずると中途半端に工期が延長された仕事も、もはや負債に近い。一月単位を目途に、それに負債を処理しなくてはならないし、年末までに提出しなければならない申請書もある。昨年までは負債について「来年やります」、と回答していたから負担を軽減できたが、今年はそれができないからますます窮地に立っている。このところの生業以外の仕事の「言い訳」は、「来年からやります」になっている。もう口にすることはなかったはずの言葉が、今年も口から出る始末。もう今年もあと半月である。ここからが今年のピークである。
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