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伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

鞍掛の道祖神

2024-11-16 23:05:22 | 地域から学ぶ

辰野町伊那富北大出鞍掛の道祖神

 

 辰野町北大出鞍掛の道祖神は、これまでにも触れている。先日北大出にある西天竜の隧道に潜ったのだが、現場はこの道祖神から近かったので、ついでにこの道祖神を撮ろうと立ち寄った。三叉路に祀られているのは廿三夜と青面金剛、そしてこの道祖神である。道祖神には年銘はなく、背面に「鞍掛中」「帯代七両」とある。また、青面金剛には、「宝永二乙酉□」「三月二十六日」とある。宝永2年は1705年にあたる。「廿三夜」のほかに馬頭観音も1基並んでいる。馬頭観音に「安政五午天」とあるが、ほかは年号は刻まれていない。なお、北大出の中で1705年銘は最も古い。


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