12月10日 火曜日 のち
今日も黙って事務所に入ってきたオッチャン。
しばらく様子見をしていたら、僕が管理している備品を借りたいと言ってきた。
「その前にまずは、おはようございます、言いましょうよ」
こうなると僕もしつこいので(笑)再三の指摘をしたところ…
いい加減うるさかったのか、オッチャンがキレた!
「挨拶をするか、他の人にも聞く!」
「どうぞ、聞いてみてくださいよ」
挨拶をするかどうかなんて他人に聞くものではないだろうに、おかしなことを言うなあ…と思った。
それで見ていたら、近くにいた人に「挨拶するか?」と前置きもなく、どストレートに聞いていた。
成り行きを知らなかったと見えるその人はキョトンとしつつも、「…しない」と答えた。
いきなり「挨拶するか?」で分かるわけがないだろう。
鬼の首を取ったかのように「ほら、しない!!」と勝ち誇った顔で言う。
それは聞き方が悪い。
その人と僕は每日必ず挨拶を交わすので事情を説明して理解してもらった。
他にも聞いて回ったようだが、積極的でないにしろ挨拶をする者が多かった様子。
僕の所属する部では、サブリーダー氏が消極的で「…ウース」くらいの挨拶しかしない。
意外と?新人のナオのほうがトーンは低いものの挨拶をする。
僕は挨拶だけは誰にでもする。
唯一、仲違いした者を除いて。
最低限の礼儀だと思っているからだ。